新春

喪中なのでおめでたくはないので、今年もよろしくお願いしますってスタンスで始めたいと思います。

いま、カラマーゾフの兄弟1を読み始めました。
You Tubeで三國志THREE KINGDOMSも見始めました。

それぞれの登場人物に共通した考え方があって新春ゾワゾワしました。

三國志のほうで袁紹の軍師だった許悠が曹操について語るシーンがありました。

世間は曹操がやることはすべて計略で裏があり、そのままで受け取ってはいけない。騙されてはいけないと思い込んでいるけども、みんな曹操のことを大きく見過ぎだよ。実際は世間が思うほどではないよ。

そんなことを言っていたと思います。

つまり、どんなに知略に富んでいて恐ろしいやつでも、世間が怖がって想像するよりも、実際はそこまで大したことはない。
ただ曹操の場合はそれも含めて戦略なんだから恐ろしい。

曖昧すぎてすみません。全然違うかも。

一方、カラマーゾフの兄弟1で主人公の父フョードルが前妻アデライーダが死んだという知らせを聞いたあとの振る舞いについて、喜びまくったという噂と泣きじゃくったという噂があったそう。
そのフョードルの行動に対する、周り憶測、噂についてこんな言葉が書かれてました。

人間とはたいていの場合、それがどんな悪党でも、わたしたちが一概にこうと決めつけるよりはるかに素朴で純真である。わたしたち自身からしてそうではないか。

なんか似てると思うのは僕だけですかね。

ある人について周りが思うほど実際のところはそうでもないって感じですかね。
ただそう思わせたら勝ちみたいなところはありますね。
芸術家でもわけわかんないもの作っても、前衛的、先進的、独創性溢れる、作風だと思わせたら何でもありよね。白いキャンパスに絵の具で線引くだけでアメージングな世界だから。

この2点が類似してるなと思って書きました。


以上
(所要時間:20分)

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