遊びをとる余裕さ大切さ・年相応に愉しむ/第17回ディスラプティブ・イノベーション研究会
今回の収録動画を通しても、「自分だったらどう感じるかな、考えるかな、どう行動するかな」とご視聴くださる皆さんからも私たちとその場にご一緒いただいているような感覚で、日常や未来を想う気づきや行動へのささやかなきっかけ、ワクワク感につながると嬉しいです。
【前半】
・ちょこっと雑談・わたしの小さな感動シェア
【後半】
・オンライン読書会:現代語訳 論語と算盤 第五章・第六章読み深め
ディスラプティブ・イノベーション研究会とは
これまで2年間のブロックチェーン研究会(*)から一歩進め、2020年9月よりディスラプティブ・イノベーションと範囲を広げて探究を深めています。どんな未来を描き、今とこれからをどのように生きてみたいか、発想や行動していくきっかけとなる時間を共有しています。
(*)シェアしながら学び合うブロックチェーン研究会(2018年6月〜2020年8月まで毎月開催)では、ブロックチェーンを1つのディスラプティブ・イノベーション(Disruptive Innovation/分岐的イノベーション)として探究してきました。 私たちは、Disruptive innovationを破壊的イノベーションではなく、分岐的イノベーションという表現を使っています。
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藤原直哉より
“地元密着型の原型は、村の鍛冶屋さんだと思うんですよね”
“日本も世界も鉄器文明ですよね。鉄に変わる超える金属は出てきてないんですよね”
“ヒッタイトの人たちって、躍動感に満ちているんですよね。ギリシャやローマは、割と落ち着いているんですよね”
“ギリシャはわりと成熟した文明ですよね。のびのびといった感じがないんですよね”
“昔の人にとって趣味というのは、持たなくてはいけないものぐらいのものだったと言ってもいいと思いますよ”
“先々のことを考えても、若いうちから趣味を持っていることは大事なことですよね”
“遊びはね、まじめにやるといいんですよね”
“やってられない時代、すごい人生を生きた方ですよね”
“商人がそのままやってもダメだし、武士がそのままやってもダメだし、両方の能力を持たなければいけなかったですよね。まさに道徳と経済ということになりますよね”
“身分制の中でみえる海外の世界と身分制のない世界は、全然違いますからね”
“渋沢さんが一生懸命に論語を云う裏側はね、明治の教育ではあの精神が継承できていないんですよね”
“哲学がなくなるとあるのは、損得だけですからね。損得は個人ごとに違うから、何もまとまらないですよね”
“哲学がなくなった社会は、めちゃくちゃになりますよね”
“迷信の世界はひとえに不勉強が原因ですよね”
“そのときどきで、やっぱりやるべきことをちゃんとやると上手くいくんですよね”
“若いときに若いことなりの生き方をしていれば、歳をとれば自然に歳をとった生き方に変わっていくんですよね”
“いつも若くあり続けるということは、変なことで無理なことですよね”
“教養に落とし込むということはいってみれば、人参だとかネギだとかニラだとか豚肉が何なんですかということが学問だとしたら、消化して栄養素として日々の活動に使える状態になったものが教養だといっていいと思うんですよ”
“いま哲学があるとすると、健康とかロハスとかですよね。共生とかロハスとかは、世界的な哲学とまで言えなくても共通の価値観とは言えると思いますね”
“学ぶ人が学べばよろしいというくらいの感覚で”
“これから人は、どうやって生きていけばよいのかということにもすごく示唆深いですよね”
“とにかく一生懸命に生きることだよね、年相応に愉しむ。年相応に一生懸命生きるためには、そのときどきを一生懸命に生きるということにつきますのでね”
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【第17回 前半】 ちょこっと雑談・わたしの小さな感動シェア
気づきは誰でもできることだけど、言われて始めて気がつくこと。意外な盲点の発見から、いろいろな疑問を持ってみようと第9回から「わたしの小さな違和感シェア」を毎月共有してきました。
「どう思う?」の違和感から少し視点を変えて、昨秋からは感動をシェアしてみることにしました。(もしかすると、感動の前に、実は違和感から気づいたことが感動につながることもあるかもしれない!?)私たちが暮らしの中で感じるちょっとした感動を毎月共有してみることで、また新たな展開へつながるかなと思っています。
・鍛冶屋にとって仕事の原点となる隕鉄
・ダイナミックなヒッタイト帝国
・製品が良いところはKOUBAもきれい
・清潔さと親しみやすさで馴染む空間
・お互い良い効果になる空間と心意気
・村の鍛冶屋さん、米屋さん、粉屋さん
・普段の生活に使うための道具
・人の採用と地元地域への溶け込み
・歌舞伎鑑賞の愉しみ
・変化に富む歌舞伎
・すてきな書斎
・明治時代のすごさ
・書斎のある家ない家
・無線機とフライトシミュレーターのある書斎
・初日の出
・早寝早起き
・北陸か近畿か
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【第17回 後半】 オンライン読書会
気になる書籍を一人で読み深める学びと愉しさ(ときには、なかなか難しく)とともに、毎月1回みんなで共有し合うことで、学びと愉しさの裾野を広げてみることを継続中です。
奇数月の収録では「現代語訳 論語と算盤(ちくま新書20140110)」、偶数月は「2060 未来創造の白地図 ~人類史上最高にエキサイティングな冒険が始まる(技術評論社20200311)」を読み深めています。
<これまでの読み深め書籍>
・日本経済再生論:ディスラプティブ・イノベーションの道
全7章を毎月1章ずつ(これまでの研究会 第3回〜第9回)
・先生、イノベーションって何ですか?
全12章を前半(1章〜6章)と後半(7章〜12章)にて
(これまでの研究会 第11回・第12回)
お互い事前に読んで感じたことや印象に残ったこと、疑問に思ったこと、気になったことなど聴き語り合いながら、より身近なところから引き続きディスラプティブ・イノベーションについての探究を深め、実生活への発想と行動に活かす機会としています。
現代語訳 論語と算盤(ちくま新書20140110)の読み深め
【今回の特集】
第五章 理想と迷信
第六章 人格と修養
・1840年生まれの時代背景_アヘン戦争
・いろいろな環境の中を生き抜いてきた渋沢栄一
・仕事の取り組み方_趣味_心持ち
・ダイナミックな時代に趣味の心を持って仕事に勤しむ
・やっていることみんな趣味、趣味の延長
・ワクワクする気持ち
・趣味だから愉しいのか、愉しもうとして趣味なのか
・趣味の極地_熱い真心
・趣味がない_何をしていたんだと問われる部分
・趣味の交流の深さ
・趣味で自分自身を鍛えて仕事もする感覚
・遊ぶに必ず士に就く_遊就館
・徹底してやる趣味
・趣味と仕事と分離の馴染んだ生活
・遊びをとる余裕さ大切さ
・ちょっとした隙間が大事
・突き詰めてやっているか_凝ってやっているか
・ただご飯を食べて寝るだけでは肉の塊
・1日を新たな気持ちで_日々新たなり
・向上心と共に変化を起こしていくこと
・まずはできること
・住むための共同体
・武士も商人も相当な覚悟と漢文
・長い時間をかけて何かをやり遂げようとする意欲と使命感
・内面的な理解
・中国の歴史を変えた毛沢東と今の中国の違い
・論語と算盤初版本の年_張作霖爆殺事件_1928年
・アジアにたいする大義
・漢文の学校が本校_西洋の学問が分校
・哲学なしの混沌さ
・旧約聖書ではっきりと書いてあること
・昭和維新の失敗と哲学
・渋沢の死と満州事変
・儒学の学者同士の内輪揉め
・哲学としての行動規範
・地元の共同体を守る和
・衰退と成長の交互
・哲学のある時代の建築や様式美
・哲学なき時代のめちゃくちゃぶり
・修験者の失敗
・現代の修験者
・歴史を知る_勉強する_みんなで話す
・儒教が横串し
・日本人の内と外の感覚の不思議さ
・時代の息吹を伝えること
・自分磨き
・若者にこびる年寄り
・六十には六十の思想があって七十には七十の思想があって
・右と左をわかっての中庸
・偏らない思想と考え方
・骨惜しみしないでどんどんやる
・初心忘れべからず
・子役壮年老年_年相応
・身体にいいものを食べましょう_好き嫌いなしで食べましょう
・調和したお料理、和えたものを美味しいと思うでしょう
・日々活動し行動している中に学問の成果がそこに活かされていることが本当のこと
・教養にするのは自分の仕事_実感し体感すること
・違いがわかる大人の世界
・一番大切な二十代からの錬磨と年齢の秘密
・二宮尊徳と西郷隆盛
・共通の体系からのグローバリゼーション
・不景気に出てくるもの
・大いなる反省と国の立て直し
・世界共通の何か
・相馬藩の改革_明治時代の藩単位
・民をなんとかしたいという大きな哲学
・革命でない永続きする世の中を求めている中国
・共通の価値観がない不安
・北朝正統論と南朝正統論
・足利と楠木正成と明治の教育
・自分一人で読んでいるより遥かに深い理解になる機会
・現代社会の問題を照らしている
・一人だったら読み込まない部分まで
・おもしろいととるか幻滅するか
・想像力をたくましく読む
・いきいきとわかってくる
・禅問答のような変わったことではなくまともな人
・生涯現役_哲学が確立していた渋沢さん
・長寿地獄と健康寿命
・長生きしないと味わえない愉しみ
私たちのオンライン読書会(収録)にご興味・ご関心をお持ちくださる方とテキストを通しての対話の機会をつくり大切にしていきたいという想いから、オンライン読書会へのご感想・ご質問・メッセージフォーム(動画視聴者限定)を開設しました。
毎回でなくても、ご興味ある内容の回のみお寄せいただくなど、お好みに合わせてご一緒いただけたら嬉しいです。お寄せいただいたメッセージは、次回以降の収録時に参考・共有、ご紹介させていただく予定です。
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動画販売
第17回ディスラプティブ・イノベーション研究会の動画とオンライン読書会へのご感想・ご質問・メッセージフォームは、下記よりご視聴・投稿いただけます。
【前半】
ちょこっと雑談・わたしの小さな感動シェア(44:14)
【後半】
オンライン読書会:現代語訳 論語と算盤
第五章・第六章の読み深め(01:40:19)
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