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決めたらもう、不安は口にしなくていい

何かやると決めたとき、特に初めてのことであれば尚のこと「不安」は付き物である。

大なり小なりチャレンジする際には不安要素もあるだろうし。

期待が不安を大きく上回っていることや、精神的なタフさがずば抜けているなどの事例はあれども、懸念するものがゼロというケースの方がレアだろう。

だから新しいスタートラインに立つときには、目一杯その感情と向き合うといいと思う。

これだけ情報が溢れかえっている現代だ。

不安ならそれを解消するために、とことん調べたり悩んだらいいと思う。


ただ、「やる」と決めたのなら、大丈夫かな…という気持ちにいつまでも引っ張られすぎる必要はない。

少なくとも、不安を口にする必要はもうない。

自分の言葉は結局のところ自分が一番聞いていて、ムダな刷り込みは飛躍の妨げになるから。


ぶっちゃけ、誰だって同じだ。


態度に出すかどうか。なんと言葉にするかどうか。

表面的な差はあれども、少なからず皆はじめは不安な気持ちもどこかで抱えていて、それを打ち消すために行動を起こす。

というか、自分の行動でしか不安なんて消えない。

何の心配もなくなったら動き出そう!みたいな、リスクを極限まで下げたい気持ちはわかるが、最終的には自分が動いて確かめることでしか不安は消せないのだ。


富士山に登ったことのない人間が、経験者から「高山病とか全然大丈夫よ!」なんて言われたところで不安は拭えないのも同じ。

もし仮に自分が富士山経験者だとしたら、同じようにドヤ顔で語るだろうからそこはごめんなさい。


さておき、「やる」と決める前後では、不安を解消する手段が変わることは覚えておくといい。

悩んでいるときは「情報」が重要だったのに対し、やると決めたあとは「体験」でしかない。


決めた後のステージではもう情報収集はどうでも良くて、ちょっと前の自分を信じてやればいい。

やれると思った、あるいはやりたいと感じたから決断したのだから。


ビジネスで成功する人とそうでない人。

その差はもちろん様々ではあるのだろうが、不安をいつまでも口にしていて上手くいった人はただの一人も見たことがない。

逆に、体験を重ね続ける人で成果がゼロなんて人も見たことがない。


だから決めたらもう、前だけ向いて行こう。

走り始めてしまえば案外、あのとき抱いた不安なんて忘れてるから。


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