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【必読】LINE広告はなぜ費用対効果が高いのか?
お世話になります。
2月からデジタルマーケティングとして働き始めて様々なことを学ぶ日々を送っているのですが、
最近クライアントから新たに『LINE広告をしたい』という要望を受け、弊社ではLINE広告の対応していなかったのですが
” これはチャンスだ "
ということでその要望を引き受け、書店に置いてあるLINE広告の書籍を手にして勉強を始めました。
LINE広告について調べると
費用対効果の高い広告として知られるFacebookと同等の費用対効果をもつ広告だということを知りもっと早くにLINE広告について調べるべきだったと後悔しました。
ではLINE広告が費用対効果が高いといわれる所以とInstagram・Facebook・Twitter広告とLINE広告の違いを私なりの見解を含めながらご紹介させていただきます。
LINEユーザーは国内に8400万人
2020年の調査だと8400万人がLINEアプリケーションをDLしているそうです。日本人口の約半数以上がLINEを持っておりその割合の90%がアクティブユーザーです。
またLINEの特徴として、使われている国のほとんどがアジア圏に集中していることが挙げられ、月間のアクティブユーザーは世界で見ると日本・台湾・インドネシア・タイの主要国では1億6800万人存在します。
以上のことから多くの方が生活の中にLINEを活用しており、LINEを利用するこということが当たり前になっていることがわかります。
そう、生活のインフラとしてLINEはなくてはならないアプリケーションに確立されたということです。
インフラ化されたアプリケーションに広告を打てば多くの方をリーチできることは考えずにも理解はできますね。
LINE広告の強み
みなさんの中でFacebookやInstagramの広告はやってきたことはあるけれどLINE広告はやったことがないという方は多いのではないでしょうか?
私の経験上、InstagramやFacebookの施策を打っていて新しい顧客を獲得することに悩んでいる企業はぜひLINE広告をオススメしたいです。
その理由は、LINEアプリケーションの用途にあります。
多くの人はLINEアプリを友達とのコミュニケーションに使うことがほとんどだと思います。
FacebookやInstagramのような『発信ツール』とは違い『コミュニケーションツール』としてLINE活用しており、それが大きな鍵となってきます。
どういうことなのかというと、
FacebookやInstagramは持っていないけどLINEは持っているという人が多いということです。
※下記の図をみていただくと分かるように日本ではLINEのみ活用が圧倒的に多いことがわかります。
LINE広告をすればFacebookやInstagramで獲得できなかった層を獲得できるといる理由はここにあります。
ではLINEの強みや圧倒的なシェア数に関しては理解できたと思いますのでもう少し広告についてどのようなアプローチ方法があるのかご紹介させていただきます。
LINE広告の掲載場所
LINE広告は、LINEアプリ内やファミリーサービスなどに広告を配信でき、中でも代表的なのが「Smart Channel」です。
これはLINEアプリ内のトークリスト最上部に表示される広告枠となり、その存在感かつ効果はバツグンです。
その他にも、下記のような多様な画面に広告を掲出することができ業種や目的によって掲載場所を変えることでコンバージョンを得ることができます。
■LINE NEWS
■タイムライン
■ウォレット
■LINEマンガ
■LINEポイント
■LINE BLOG
■LINEチラシ
■LINEショッピング
■LINE広告ネットワークに参画する外部アプリ(3rd partyアプリ)
LINE広告はいわゆる「運用型広告」でユーザーの年齢や性別、興味関心といったターゲティングも可能で、広告のクリエイティブをリアルタイムで調整できる。2019年11月からはオンラインで申し込みから広告出稿、支払いまでが完結できるようになり、少額からの広告運用にも対応している。
LINE広告ターゲティング
LINE広告には大きく分けて、以下3種類のターゲティング方法が存在しています。
■LINEデモグラフィックデータ配信
■オーディエンス配信
■類似配信
それぞれのターゲティングについて説明していきます。
▶︎LINEデモグラフィックデータ配信
これは他媒体においても主流なターゲティング方法で、ユーザーの性別や年齢、地域、興味関心に応じたターゲティングです。これらのデータはLINEの登録データやみなし属性をもとに判別されています。
みなし属性というのは、LINEのネットワーク内での行動履歴やスタンプの購入履歴、LINE公式アカウントやLINE@の友達登録の履歴などをもとに分類された属性です。
LINEは実名やプロフィールなどを設定しなくても使用可能なため、属性データが曖昧な場合も多いです。そのため、上記のような情報をもとに“みなし”属性として判断されています。デモグラ配信だけではFacebook広告程の精度の高さは見込めないかもしれませんが、その圧倒的なリーチゆえに多くのユーザーにアプローチできることは間違いありません。
詳細設定セグメント
配偶者・子供・携帯キャリア・テレビ視聴頻度を設定して配信することができる
年齢セグメント
14歳以下から50歳以上まで年代ごとに切り分けで設定することができます。
例)15歳〜19歳まで・20歳〜24歳まで・40歳〜44歳までetc..
性別セグメント
男性・女性の区分けが設定できます
興味関心のセグメント
18種類のインタレストカテゴリーより指定配信ができます。さらに自動車に関しては9種類の車種の指定配信も可能になりました。
例)ゲーム・デジタル機器・家電・インテイリア・テレビ・エンタメ・ショッピング・美容・食べ物etc...
自動車:コンパクトカー・セダン・ミニバン・SUVなど
地域セグメント
47都道府県に加え、新しく地区町村の指定区分けもできるようになりました。
▶︎オーディエンス配信
オーディエンス配信とは、広告主側で定めた一定のオーディエンスに対して広告を充てることができる配信方法です。
難しく聞こえてしまうかもしれませんが、例えば特定のサイトを訪れたユーザーに対してのリターゲティング配信(ウェブトラフィックオーディエンス)もこれに含まれます。
その他にも自社保有の電話番号やメールアドレスをアップし、LINEのデータと照らし合わせることで特定のユーザーに対してアプローチすることも可能となりました。この配信機能により、的確なターゲットに対して広告を配信することができます。
例えば、自社の会員サイトに登録しているユーザーに対して新サービスの広告を配信したい場合、自社で管理している電話番号等をLINE広告にアップすることで正確にターゲットすることが可能です。
さらにLINEならではと言えるのはLINE公式アカウントの友達オーディエンスに対しての配信です。こちらはアカウントの友達かブロック中の友達どちらかを選ぶことができます。
▶︎類似配信
オーディエンス配信で利用するオーディエンスをもとに、こちらに類似しているオーディエンス(ユーザー)に対しても、広告を配信することができます。類似オーディエンスの濃度は1%~15%まで選択可能で、数が小さいほど元のオーディエンスに似ているユーザーです。
より濃度が高いと見込み顧客の高いユーザーに配信することができるこということです。一方で濃度が薄いほど獲得見込みは低くなるかもしれません。元のオーディエンスになるべく似ているユーザーに対して広くアプローチすることが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このようにLINE広告は圧倒的なシェア数や様々なターゲティングが存在しておりその理由からLINE広告が費用対効果が高い理由に直結してくるのだとおもいます。
もし皆さんの会社でWEB担当をしている方でInstagramやFacebook広告を打ち出して結果が昔より見込めていないと悩んでいる方がいればぜひLINE広告の施策を行ってみてはいかがでしょうか?