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Microsoft Surface Go2を購入しました

みなさん、こんにちは。こちらの記事では、Microsoftから発売されたSurface Go2についてのことを書き記しておきたいと思います。

購入のきっかけ

自宅にあるEIZOのモニター(CG221/CG222W)のハードウェアキャリブレーションがmacOS上で実施できなくなってしまいました。正確に言えばできるが正解なのかもしれませんが、それはmacOSが古い場合の話。自身の持つMacのOSがCatalinaになり、自身が持つモニターのキャリブレーションができなくなることがわかりました。

これまでnote上では写真に関連した記事をエントリしてきましたが、デジタル写真を扱う上で大事な要素になるモニターのキャリブレーションができなくなるのは、私にとって致命的なことでした。そこで現状のモニターを活かすための方法を模索した結果、Windowsで画像処理すれば良いことに気が付きました。そこで、私は久々にWindowsの端末を探し始めることにしたのです。

Windows PC候補探し

画像処理することを念頭に、いくつかのマシンに候補を絞り込んでいきました。私の場合、Hasselbladの撮影データを処理することに重点を置きました。そうすると自ずとハイスペックな端末が必要になってきます。いわゆるMacBookProのようなスペックの端末です。そしてついでに、いつでもどこでも作業ができるようなモバイル系の要素も検討したいと思いました。LTEが対応しているなど。

その結果、以下のような端末を候補にしました。

・Lenovo X1 Extreme 2019
・Lenovo X1 Carbon 2020
・Microsoft Surface Book 3

いずれも十分なスペックを持ち合わせていると思います。特にX1 Extreme やSurface Book 3は、グラフィックボードも別ボードとして備えているため、画像処理に向きそうな気がしました。その代わりに、とてもお金がかかってしまいます。。

X1 Carbonはグラフィックボードを別ボード備えていないものの、PCとしての完成度は本当に高いと感じます。過去に在籍していた職場でX1 Carbonを使ったことがあるのですが、トラックポイント付きのキーボードは本当に使いやすかったですし、持ち運びも苦にならず使うことができました。

その他のメリットとしては、現行の機種であればThunderbolt3に対応。Thunderbolt3専用のドッグを使うことで、トリプルモニターの環境も作ることができます。そこまでしなくても良い気もするのですが、せっかくだからその環境を作ってみようと思いました。

これまでのPCヒストリーを振り返ってみる

私は仕事も、プライベートでも主に使う端末はMacでした。私がはじめにMacを使うことになったのは、大学時代にさかのぼります。大学の卒業研究に打ち込んでいる際、大学と共同研究をしている研究所に出向していた際に使い始めたことがきっかけであったと思います。当時はApple Power Macintosh G3なんていうマシンなどを使っていた記憶があります。ただ私はそんな立派な端末を使わせてはもらなかったのですが。。こんな感じの端末だった気がします。

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私がMacを購入したのは、AppleのiPodブームが起き、iPodを購入した頃。iTunesとiPodの連携にとても感動した結果、他デバイスとの連携もきっと素晴らしいのだろうと勝手に思い込み、iBook G4を購入したのがMac生活の始まりでした。その後は、ずっとMacを使い続けております。MacBook(13.3inch)→MacBookPro(17inch)→MacBookAir(11inch)→MacBook(12inch)と着実にアップデートをしていきました。

こうして使ってきた端末を振り返ると、いつのまにかマシンパワーよりもモバイル性を求めているような気がしてきました。私がMacBookAir(11inch)を購入した時の理由は、まさにモバイル性だったのです。

モバイルシフトした時の記憶

当時の私は、17inchのMacBookProを自宅に置いて作業をしていました。大型のMacBookProは持ち運ぶには相当の労力がかかります。結果、持ち運びをしなくなりました。ロケ撮影などを行うことがありましたので、その際は気合を入れて持ち運びをしました。

それからというものの、作業をするには、自宅に戻らないとできなかったことを思い出してきました。そんな中でMacBookAirを使ったことが、自身の概念を変えることになります。

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きっかけはモバイルするならとことん軽くて小さいもののほうが良い、という意見を聞いたことだったと思います。そんな言葉がずっと焼き付いていたせいか、私もMacBookAirを購入することになりました。その結果、出先からもメール返信をしたり、ドキュメント編集できることが容易になりました。結果、自身のPCに対する概念も、機動力も、大きく変えたことに気がついたのです。そうした自身の経験を踏まえて、今回も機動力を重視したほうが良いと思い直すことになったのです。

モバイル性を重視したPC選び

そうなると、候補としては、X1 Carbonに絞られていきます。ただ、X1 Carbonは結構良いお値段。。。そう思っている時に出てきた最後の候補が、Surface Go2だったのです。

Surface Go2は当初、購入を想定していない端末でした。しかし、レビューを見ていると、いま私が使っているMacBook(12inch)と性能が変わらないというレビューもある。現在使っている機種とさほど変わらないパフォーマンスであるならば、Phocusを使った画像処理もとりあえず行える。

そもそも私の場合は大量のRAWデータをまとめて現像することすらなさそうな気がしている。そう思うと、無理にハイパフォーマンスな端末を選ばなくても良いのではないか?と思うようになりました。X1 Carbonをいい感じにCTOすると20万程度かかるけれど、Surface Go2なら約半額。コスト的にもだいぶ安価です。

Surface Go2には、LTEもあるし、Wi-Fi6にも対応しているので、今後のパフォーマンスも期待が持てそう。microSDを使ってストレージも増やせる。いままでMacBookで現像もやってきたのだから、Surface Go2でも大丈夫だろうという感覚になっていきました。

zoomをする時にバーチャル背景が選べないなど、性能的にはもう少々パワーがほしいと思うものの、USB-Cから外部モニターへの出力を行うことができます。Surfaceのキーボード以外にもLenovoのワイヤレスキーボードがあるので、これを使えば入力面もある程度カバーできるのではないか?と思うようになり、結果購入を決めました。Microsoft Storeから購入しようと思ったのですが、キーボードはUSキーのタイプが欲しかったので、海外サイトから購入。海外から購入すると、国内で買うより15%近く安く購入できる気がします。

Surface Go 2が届きました

約4日で自宅に届くスピード配達。海外と感じさせない輸送能力に脱帽しながらも、久々に購入したWindows端末で結構楽しみな生活が送れそうな、そんな予感がしています。

今後、Surfaceを使ったレビューをしたいと思いますが、私の場合は一般的な操作のレビューと言うよりも、カラーマネジメント環境を作った結果であったり、Phocusを使った現像をした感想など、写真寄り、モバイル寄りなレビューができたら良いなと思っています。

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Naoto Takazawa
大学を卒業後、約15年間写真スタジオ、写真機材販売、北欧カメラメーカーの日本法人立ち上げなど行う。その後ITベンチャーにてマーケティング業務に従事しながら大学院に通いMBAを取得。現在もスタートアップ企業にて奔走中。