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手品でヒトの意識の隙間を突く。

人は、自分の意思を持ち行動した時に その行動への意識が強くなり、他への意識がとても低下します。
自らソフトを動かした時他のアプリを動かすメモリが低下します。これは人の仕方ない機能だと思います。

例えば、電車に乗ってて、ぼーっと窓の外の風景を見ている時は 周りから見られている視線には何となく気づけると思いますが、隣の人が動画を見てて「何の動画見てるのかな?」とかふと見て見入って自分の視線を正面に戻した時、正面に座っている人に自分が隣の人のスマホを覗き見してる所を見られていた。その見てるところを見てる時はとても気づきにくくなります。視界は広くても焦点がとても狭くなるからです。

手品を見る時に受け身 受動的にしていると色々な視野視覚を持ち意識を広げる事が出来ます。その時に、右手でトランプを示している時に、左手の怪しい動きにも気づくことができるかもしれません。引っかからないわヨ的な。

しかし、自らの意思で能動的に行動した時、その行動に集中し焦点が狭くなるので他への意識が下がります。その時に左手で秘密の動きをすると認識しにくくなります。自分から自分の意思でテーブルに置いてあるトランプをめくり何のマークと数字かを確認しようと思うと、認識する為に頭脳を使います。

僕はコレを計画的に自然に手品に取り入れています。

世に言うミスディレクション系(トミーワンダー師的にはミスディレクションは存在しませんが)のエフェクト、いつの間に!系の現象に利用しています。
オンザ○○、アンダーザ○○、インザ○○などですね。または、直接的にエフェクト 現象に紐づかなくても、ゲットレディ シークレットアディションなど、現象の準備にも利用できます。

漫画HUNTER×HUNTERで、主人公ゴンがハンター試験で自分のターゲットを狙って行動した時に モブキャラにやられたヤツで着想しました。
「お前(ゴン)が俺に作った隙は○○回あった」
とかいうやーつ。

HUNTER×HUNTER面白いですよね。
アレ?そっちの話?
それでは!

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