『年齢なんてただの数字にすぎない』の話
Age is just a number.(年齢はただの数字に過ぎない)という言葉について、ふと考えてみました。
Age is just a numberは誰が言い出したのか。
この言葉を生み出したのは、イギリスの女優、ジョーン・コリンズさん。ハリウッド映画にも出演されている、ロンドン生まれ、90歳の女性だそうです。
本当にAge is just a numberなの?
結論、年齢は単なる数字に過ぎないと、強く思うように変わりました。
きっかけは某Academyでの経験で、僕はいま社会人2年目の25歳なのですが、半年前の自分を想像すると、「僕はまだ20代なので、分からないです」とか、「僕はまだ若手なので、意見を言える立場ではないです」とか、自分の年齢を言い訳、盾にして、行動や発言を制限しまくっていました。「年齢を重ねている人は経験が豊富で、自分よりも知識があって、その人の言うことは全て正しい。」本気でそう思っていました。ただ、冷静に考えるとそんなこと全く無いんです。年齢を重ねているだけで、経験も知識も少ない人は沢山いるし、年齢は自分と同じだけど、経験も知識も豊富な人は沢山いるんです。年齢を重ねている人の方が、経験や知識が豊富な人が多い傾向はあるかもしれませんが、単にそういう傾向があるだけです。また、その知識や経験がこれからの時代で通用するかは分からんのです。
だから、年齢は単なる数字であり、その人がどのような価値観で、今までどんな経験をしてきたのか、今はどんなことをしているのか、これからどんなことしようとしているのか。の方がむしろ大事で、人としての価値は年齢では表せないんです。
若くても年をとっても、謙虚な姿勢、学ぶ姿勢を持つことは大切かも知れませんが、あの時の僕は、謙虚なふりして失敗することから逃げていただけなんだなと、気付いたんです。
気づいたきっかけは1on1をした時で、無意識にこんな発言をしていました。
「自分は2年目で経験がないので、これからいろんな経験を増やして30ぐらいで新規事業で成功できたら良いなと思ってます。」
それを聞いた相手の方が僕と同い年で新規事業を取り組んでいる方の話をしてくれて。
そこでハッとしたんです。
「年齢なんてただの数字じゃん。年齢を言い訳に行動や発言を制限するのは辞めよう」と。
常識を知らない経験がない素人だから気づく視点が絶対にあり、それはとてつもない価値がある。