幸せ(well-being)と4つの幸せ因子
幸せ(幸福)とは何か
前野隆司さんの講義での学びを振り返ります。
幸せとは何か、どうすれば幸せに近づけるか。
そもそも幸せとhappyは違っていて、
長期的な状態を示すのが幸せ、
短期的な状態を示すのがhappy。
happyとは、例えば、パチンコや競馬、お酒、ドラッグのような、短期的瞬間的な体験から得られる状態、
一方で幸せとは、部活動で仲間と協力し全国大会を目指し、意見が食い違ってぶつかり合うことを乗り越えるなど、つらい経験や楽しい経験を積み重ねた結果、得られる状態のことを幸せと呼ぶのだそうです。
どうすれば幸せになれるか。
幸せになるためには、
「地位財」型の幸せではなく、「非地位財」型の幸せを追求することが大切
「地位財」型の幸せは、他人と比べられる財
例えば、カネ、モノ、社会的地位で、金銭欲、物欲、名誉欲の充足を追求することで、手にすることが出来ます。
ただし、残念ながら長続きしないという特徴を持ちます。
一方で、「非地位財」型の幸せは、
・安全など、環境に基づく財、
・健康など、身体的に基づく財、
・心的要因(幸せの4つの因子)
要は、社会的、身体的、精神的に良好な状態を追求することで、手にすることが出来ます。
地位財とは逆で、長続きするという特徴を持ちます。
安全、健康は兼ね備えているが幸せといえない僕は、心的要因を追求することで幸せに近づけるということです。
幸せの4つの因子とは
1.自己実現と成長(やってみよう因子)=強み、主体性
2.つながりと感謝(ありがとう因子)=利他、多様性
3.前向きと楽観(なんとかなる因子)=チャレンジ精神
4.独立と自分らしさ(ありのままに因子)=自分軸
「非地位財」型の心的要因を高めるためには、4つの因子が重要
チャレンジすること、思いやりを持つこと、多様性を受容すること、強調性を持つこと、自分の意見を持つこと、
これらの行動を意識して、4つの因子を満たすことが、長期的な幸せを手に入れるコツ