『あひるの空』全51巻振り返る30巻
こんばんは!なおとです。
「あひるの空」全巻振り返り!今回は30巻です。関東大会が遂に開幕しました。そしてあひるの空も大台の30巻です。一緒に振り返っていきましょう。
1巻からの振り返りもマガジンとしてまとめていますので下記リンクより是非。
今回も下記フォーマットでやっていきます。
本巻の注目キャラクター
連動して読むならこの巻
さらに深読みポイント
関東大会が遂に開幕。女子バスケ部は無事一回戦を突破。男子バスケ部は対玉学。しかし男子には不穏な雰囲気が流れチームがまとまりきらないまま試合が始まり―――。
本巻の注目キャラクター→1冊の振り返り
30巻は節目でもあるのであ1冊を丁寧に振り返ってみたいと思います。
31巻からは元のフォーマットに従ってやっていきますのでご了承下さい。
北住vs菊川が30巻では決着します。二ノ宮の奮闘むなしく住吉に完敗を喫します。菊川は正直二ノ宮ワンマンチーム感が否めなく、中も外もそこまで強くなく、とにかく決定力が弱いといった印象です。二ノ宮を抑え込めばチームとして一気に得点が停滞します。それを如実に表したのがこの北住戦でしょう。この課題を解決するかどうかでチームがこれからどう上がっていくかの肝でしょうね。
北住は抜群の安定力と太郎の爆発力、ルーキーによるアウトサイド強化によって更なる進化を遂げていますね。県代表候補の一角として名乗りを上げます。
30巻では鶴金工業、里見西、新城と懐かしい面々が見られてボリューム満載ですね。
クズ高女子は順調に勝ち上がり迎えた三回戦ですが、後の因縁となる翠松との対戦です。オールコートで走れるようになった女子ですが県大会へ進むにはまだ早く3回戦敗退です。
円は負けたショックで次の日の練習を遅刻、百春となんかいい感じになってメンタルを立て直す等結局こいつはここまで来てもこんな感じかと正直呆れます。百春との恋愛関係はもどかしくて面白いんですけどね。
男子バスケ部に関しては緊張やチームとしてのまとまり切れずに玉学相手に良いとこ一つも出せずに敗退します。
ミチロウのイップスや、公式戦への緊張、百春のキャプテンとしての能力がまだ開花していないこと、空の3Pが入らないとチームとしての得点が如実に停滞すること等、課題が多く見られた試合でした。
しかしこの1戦はいIH予選ですべてを昇華させるための必要な敗戦だったと言えるでしょう。これを機にクズ高バスケ部がチームとしてまとまったといえます。
連動して読むならこの巻
次の31巻をおススメします。
31巻からIH予選が遂に開幕するのですが、女子も男子も関東大会を経てチームとして成長した姿が見られます。ちなみに男子の1回戦の相手は多摩川学院。円の元カノ:司がいるチームです。結果として圧勝も圧勝の内容なのですが、問題は円。円は司と百春関係で不調でチームに迷惑をかけます。千秋と司もひと悶着あります。円がチャラチャラ司と遊んでいたせいで色んな所に波紋が広がっていてとにかく迷惑な奴です。
円はヒロインで正直顔もめっちゃ可愛いですが、この振り返りを通して段々嫌いになってきました(笑)
さらに注目なのが菊川高校です。二ノ宮が菊川高校として挑む最後のIH予選です。チームからの期待と自身の気負いにより4Fのファウルトラブル。菊川はピンチを迎えることになります。
結果は実際に読んでいただいた方がいいので記載しませんが、二ノ宮のこれからの動向が気になるところです。
30巻は個人的大台といったところです。ここまで割と長かったなぁと思います。最初は毎日投稿と気を張っていましたが、なかなか上手くいきませんでした。今は気楽に記事を書いています。毎日あひるの空を1巻ずつ読み返すのが今は楽しいです。
まだの方も、もう全巻読まれている方ももう一度本棚から「あひるの空」を取ってみませんか?
それでは次の31巻でお会いしましょう。