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【日記】身近だからこそ気付かない〜家族という盲点〜

予防運動を広めるために日々活動してるわけですが、意外と家族をみていないということに気づきました。

脚長差は9割にみられるありふれた骨格特性ですが、子どもの頃の荷重の左右差や過度な圧迫刺激などが、成長骨端軟骨の抑制という形で起こります。うちはそこまで過剰な運動や習い事はさせていないので、脚長差が出るなんて考えてもみませんでした。

しかし、長男、次男共に脚長差があったのです。それも5ミリ。

脚長差も3ミリ程度ならほぼ影響を与えるほどの問題にはなりません。しかし5ミリくらいになると大人になって、仙腸関節炎や腰痛などに関連してきます。そして、自分の子どもに5ミリが見つかったのです。

ショック!

大ショック!

青天の霹靂ですね、、、。講演では脚長差は大事ですから、しっかり確認しましょうねとセラピストや運動指導者に言っているのに、、、。もちろんクライアントさんに関しては必須でチェックしていますが、、、。自分の家族は見て無かった。

脚長差は、子どもでまだ成長期であればインソールで補填することで正常化されるという報告があります。

当然、自分の子ども達にもインソールを処方しました。そして、約半年。次男は差がなくなりました。長男はもう少しというところ。ほっとしています。

この事実、もっと世の中に広めないと。ちなみに、子どもに脚長差分を補填すると正常化されるという報告は一つしか見つけられませんでした。とても稀な報告です。でもそれに準じて対応して良かったです。こういう経験すると、文献として残すことは意義が大きいなと改めて、発表することの意味を感じました。

さて、脚長差は成長が止まればもう打つては一生補高用インソールを入れる以外方法はありません。子どもならば直ります。こういう子どもにはゴールデンタイム、デッドラインがあるのです。

脚長差はまだまだ医学的にも報告が少ないですし、命に関わることではないので研究もされていません。残念ながら、放って置かれています。僕は、専門家なので、子どもの異変に遅いですが気づけたので対応できましたが、一般の方の家庭で見つけて補填することはほぼないでしょう。

そのためにも相談できる専門家が各地に必要です。また、もっと啓蒙もしなければいけません。

専門家のコースは「脚の長さコーディネーター」という名前で行っています。次回は8月に僕が担当で開催されます。自分の家族を守るために、子ども達を守るために、脚の長さの専門家になりませんか?

一番身近にいる家族だからこそ、しっかりと姿勢や異常に気づく意識が必要ですね。灯台下暗し、、、反省をこめてこれからも予防運動を啓蒙していきます。

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Naoto
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