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松村雄策さんの新作が出る…

2年前にお亡くなりになった松村雄策さんの11作目となる新作『ハウリングの音が聴こえる』が3月22日に発売となる。かつて『小説すばる』に連載されていたものが書籍化されるのだ。

亡くなられてから10作目となる『僕の樹には誰もいない』が出て、また新作が読める。部屋の本棚に置いた10冊の隣に並べることが出来るのだ。

勿論、松村さんが居ない喪失感は消えようもなく、今でも"Now And Then"や"Get Back"に関する原稿が読みたかったという思いはある。そうなんだよ、ビートルズの歌は圧倒的に素晴らしい。それは揺るぎようもない事実だ。でも「松村さんが書くビートルズ」が好きだった…。

やはり僕にとってのロッキング・オンは、渋谷陽一、松村雄策、岩谷宏、橘川幸夫であり、渋松対談であり、もしもし編集室だった。

my note #69

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