at 武道館を作った男
『at 武道館』を作った男
ディレクター野中と洋楽ロック黄金時代
(2008年刊行)
ソニー・ミュージックで、クラッシュ、チープ・トリック、エアロスミス、ジャニス・イアン等、多くのアーティストを手掛けられた洋楽ディレクター、野中規雄さんがお亡くなりになって、早一年…。
その野中さんの偉大な偉大な業績を、和久井光司さんが取材して本にしたのがこれです。
僕はTHE CLASHのシングルBOXがリイッシューされた時にインタビューさせてもらいました。その時はTHE MODSの森山さんにも出演してもらい、最高のクラッシュ番組が出来た、と自負しています。
その後に「『at 武道館』を作った男」が出る訳ですが、これを番組にしたいと思い、ロング・インタビューさせて貰いました。モット・ザ・フープル、エアロスミス、ジャニス・イアン、チープ・トリック、そして、ザ・クラッシュ。クラッシュを担当した時「もうこれ以上のアーティストには出会わないだろう。これ程の情熱は捧げられないだろう」と思い、クラッシュがディレクター業務の最後になったそうです。
最後にお会いしたのは、THE MODSの日比谷野音でした。モッズやジョーの話をしました。良い思い出です。
DJ 松井伸一さんの訃報をお伝えしたメールが最後のやり取りになりました。DJの松井さんはこんな方です。福岡の洋楽ファンで知らない方はモグリです。上記の、野中さんをロング・インタビューしたのも松井さんです。
野中さん、沢山お世話になりました。本当にありがとうございました。
my note #141