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伊東ミキオさんのLIVE行って来ました
大好きなピアノ/キーボード・プレイヤーの伊東ミキオさんのLIVEに行って来ました。
伊東ミキオ
Micky's Secret Base tour 2024
福岡 Bassic
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このnoteにも何度となく書いてますが、僕は洋楽を中心に聴いて来たので、日本人でも洋楽、特にロックやリズム&ブルースをルーツに持ち(その匂いを感じられる)、リスペクトを込めながら自らのスタイルを作り上げているミュージシャンが好きなのです。ミキオさんの、リトル・リチャードやファッツ・ドミノ、ビリー・プレストン辺りを思わせるファンキーでロールするプレイに惹かれます。
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ビリー・プレストン
同時にニッキー・ホプキンスのような、アーシーでスワンプ・ロックの香り感じさせる、エレガントて繊細なプレイも魅力です。日本人ではなかなかいないと思います。
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The Tin Man Was A Dreamer
今回はピアノ弾き語りのソロLIVE。歌心溢れるボーカルもたっぷり堪能しました。メロディアスでストレートに響く曲の数々。凄く誠実でピュアな世界に浸ってました。
なかでも感動したのが、ある新曲でした。それは身近な人への感謝、愛が歌われてました。最近、身内が続けて星になった個人的な感傷も関係しているのかもしれませんが、心に深く響くソウルフルな歌唱でした。自分の家族への感謝を思いながら聴いていました。
曲は、いつどんな状況で出会うか、それがとても大切だと改めて思います。THE MODSの森山さんも「歌は出した瞬間にファンのものになる」とかつて語っていました。
ミキオさんはTHE MODSの楽曲、ライヴでも名演を残されてます。僕がまず感銘を受けたのがこの曲です。
LIVE WITH ROCK'N'ROLL
そしてピアノのリフが印象的なこちら。
STAY CRAZY
この名曲にこんなイカしたキーボードを弾けるのはミキオさんだけです(2016年の日比谷野音のライヴから)。
激しい雨が
ミキオさんは石橋凌さんのバンドでも長くプレイされてます。『風音』というイベントには毎年観に行ってました。
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僕の永遠の師匠、KBCの名ディレクター、
岸川均さん
ソロのライヴに話を戻します。カバーも数曲歌われましたが、まさにミキオさんにしか出来ないスタイルでした。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、例えて言うなら、イアン・マクレガンがソロでフェイセズの“Stay With Me"を歌う、みたいなファンキーなカバーでした。
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終演後、CDを買ってサインして貰いました。このアルバムからもライヴで聴けました。
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音楽との運命的な出会い、それを感じた一日でした。一期一会と言いますが、新曲を初めて聴いて、その出会いに感謝する、ってライヴの一番の醍醐味だと思います。
ミキオさんの当日のXより。
日本で最高のロックンロール・ピアノマンのミキオさん、ありがとうございました❣️次回のアルバムとライヴが楽しみです。
伊東ミキオさんの公式HP
my note #115