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チャーリー・ワッツへのインタビュー記事より

チャーリー・ワッツのインタビュー自体少ないのですが、幾つか紹介します。

チャーリー・ワッツへのインタビュー〜その1
(ロッキング・オン1984年9月号〜元記事は海外)。

「スタジアムみたいな馬鹿でかい場所ではキースの音しか聞いてない」
〜ストーンズの曲で連想する事〜

サティスファクション

 「ジャック・ニーチェがRCAスタジオの隅っこでタンバリン叩いてた」
ストリート・ファイティング・マン
 「ミックとキースだね、あの曲は」
ロックス・オフ
 「全部キースだ」
ビースト・オブ・バーデン
 「あれもキースだよ。あれは楽に出来た。ステージで演ってても楽しい」
黒くぬれ!
 「何と言ってもあのトムトムのパートだね。あれこそ、キースが曲を弾いてるんだってオレが言ってる事のいい例さ」
ホンキー・トンク・ウィメン
 「ジミー・ミラーがカウベルを叩いたんだ」
ダイスをころがせ
 「僕とジミー・ミラーと2人でドラムをやったんだ。

※ミックとキースのうち、どちらが主導で曲を作ったのか、また曲作りの過程を明らかにしています。この発言はとても貴重ですね。


チャーリー・ワッツへのインタビュー〜その2
(ロッキング・オン1990年4月号〜元記事は海外)。

「俺が最初に叩き始めたのがアレクシス・コーナーで、ブルースをやってたんだ。そこでシリル・デイヴィスと出会ってね。俺にとってのブルースはルイ・アームストロングとかだったんだけど、彼が俺にリトル・ウォーターやらを教えてくれたんだ」
「ブライアン・ジョーンズというギターリストが居てエルモア・ジェームズ流のボトル・ネックを十八番としていた。そこに、自分達なりにマディ・ウォーターズやジミー・リード、チャック・ベリーを習得しようとしていたミック・ジャガーとキース・リチャーズが寄って来た。チャック・ベリーの事は知ってたけど、キースに会うまではちゃんと聴いた事がなかったんだ」
「連中といるのは楽しいね。バンドとしての俺達ってちょっと凄いと思うよ。俺なんかこのバンドから干されたらフラフラさ(笑)。ビル・ワイマンがいなきゃステージに立たないぞっていうわけでもないんだけど、やっぱり奴とやってるのが一番うまくいくんだ」
「こんな場所(スタジアム)でプレイできるのは恵まれてるんだけどね、俺達。でも小さなクラブに出てブルースを演奏するなんてのはできないんだ」
「普段の練習は重いスティックで太鼓を叩いてやるんだ。昔からそうやってきたよ」
「このバンドでやるのがたまらなく楽しいんだよね。それ以外には何をすりゃいいのかわからないってとこがあるんだ」


my note #174

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