ローリング・ストーンズ初来日(1990)の思い出
ROLLING STONES
STEEL WHEELS
JAPAN TOUR 1990
毎年2月になると、ザ・ローリング・ストーンズ(以下ストーンズ)の初来日公演を思い出します。1990年でしたので、もう34年前なんですね。Time waits for no oneです。それでは個人的な思い出を。
当初は2/14からの9公演が発表されましたが、即ソールドアウト。すぐ2/19が追加され東京ドーム10回という、大記録の公演数となりました。チケット発売日に電話をかけまくり、やっと2/20を取ることが出来ました。後は無事に来日してくれるのを待つのみです。
来日してすぐ行われた記者会見。武士が先導してメンバーが会場に現れます(ビルは来日が遅れたので不参加)。これは話題になりましたね。
そして迎えた2/14の初日。僕は家でニュース番組をチェックし、翌日スポーツ紙を買いました。
初来日ということもあり、メディアへの露出がすごく多かったですね。テレビでは2/26が後日放送されましたが、来日ドキュメント特番も組まれました。
そして、観に行った2/20。2階スタンド席でしたが、ともかく生のストーンズに、ただただ感激でした。
日本公演では毎夜23曲を演奏しています。M7の“Ruby Tuesday"の後が日替わりコーナー。日によって"Play With Fire" "Angie" "Almost Hear You" Sigh"をプレイ。で、僕が観に行った日は"Ruby Tuesday"をカットしていきなり"Angie"へ。しかし、M13の"You Can't Always Get What's You Want"の次に"Little Red Rooster"をやってくれたのです。超満員の東京ドームの観客の前で、ストーンズのルーツであるブルース・ナンバーが響き渡りました。この日のみのスペシャルだったというのを後になって知り、「得したばい!」と周囲に自慢したものです。
2/26のライヴが主催局である日本テレビで放送されましたが、後にパッケージ商品として発売されました。
ともかく夢のような1日でした。印象的だったのは、アンコールの"Jumpin' Jack Flash"の終わりの方で、「もうそろそろ終わろうぜ」みたいな合図をミックがキースに送ったのですが、キースはクルッとミックに背中を向けてリフを弾き続けたのです。めちゃ感動しました。そこからミックも負けじと、激しいアクションとシャウトを繰り広げました。
翌日は有名な西新宿のブート街に行きました。大変賑わっておりました(笑)。
なお、音楽業界の立場から見たストーンズの初来日に関して、こちらの記事がとても面白いのでご紹介します。こちらです。
来日公演後に出たロッキング・オン1990年4月号表紙。3/1売りなので、初日公演(2/14)直後に記事にして本の発売に間に合わせたんでしょうね。
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キース激おこの『モンキーマン事件』についてのnoteはこちら。