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ピンク・フロイドの『狂気』"Dark Side Of The Moon" をドルビー・アトモス(Dolby Atmos)で聴く

Blu-ray Audio(ブルーレイ・オーディオ)のDolby Atmos(ドルビー・アトモス)音声で聴くシリーズの投稿を続けておりますが、今回は決定版とも言えるこちらです。 

PINK FLOYD
The Dark Side Of The Moon
邦題「狂気』
original released in 1973

中にはブックレットが入っており、様々なデータや当時の写真からなどが掲載されています。

ポストカードかな、これは。こんなオマケも封入されてます。

そして肝心の新MIXですが、これぞドルビー・アトモス!というくらい、音が縦横無尽に飛び回り、アルバム『狂気』の最終形に相応しいです。

アトモスは前後左右だけでなく、高さ方向も体感出来るのですが、M1の"Speak To Me"から、いきなり効果抜群です。特にリバーブがたっぷり効いたデイヴ・ギルモアのギター・サウンドは、これぞ空間オーディオ」。アトモスとは一番相性が良いロック・アルバムかもしれません。というか、プログレに向いてるのかな。パンクとか、直線的で「音の塊」みたいな音楽性には余り合わないでしょうね。

再生中の画面

「リミックスすること」自体に否定的なスタンスの方もいらっしゃいますが、「これはこれでアリ」ではないでしょうか。サラウンドかつ立体的に音を再構築しているという点で。リミックス反対派は、オリジナルを聴けは良い訳ですし。

ロック好きで、サラウンドとかドルビー・アトモス聞いてみたいけど、どれが良いかな?という方にはコレをまずお勧めします。5.1ch収録のSACDもかつてリリースされてましたし。また、Apple Musicなどの配信でもリリースされてますが、やはりディスク・メディアで聴いた方が断然音は良いです。

この頃は、メンバー間の人間関係も良好だったのかなぁ…。もう再結成は望めなさそうですが。

プログレって、若者が一番聴かなさそうなジャンルですね。イントロ長いし、ギターソロ含む間奏だらけだし…。

my note #180

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