TALKING HEADS『STOP MAKING SENCE』4KレストアIMAX版鑑賞記、そして渋谷さんのトーキング・ヘッズ大批判を思い出した
TALKING HEADSが1984年に発表した映画「STOP MAKING SENCE」が4Kレストア化されたのでIMAX版を観て来た。
当時は苦手なバンドだったけど、ある時期から好きになり、この映画のサントラCDや Blu-rayも買ってお気に入りになっていた。
去年配信され新たにリミックスされたDolby Atmosも聴き込んでたので、期待大でした。
また5.1サラウンド音声を収録したDVD AUDIOのシリーズも何枚か買った。
IMAXの大画面とサラウンド音響によって、終始コンサート会場に居るような感覚で楽しめました。今回のレストア効果は特にサウンドに顕著で、バンドのグルーヴを余りところなく伝えてくれます。これから観に行こういう方はIMAX版をお勧めします。また映像美という意味では、"What A Day That Was"が良かった。あの黒を強調した陰影のある撮り方が。監督のジョナサン・デミは「羊たちの沈黙」を後に撮ってるし、バンドのちょっと外れたサイコ感覚をパーフェクトに捉えていると思います。
最後に。
当時苦手だったのは、PUNK/NEW WAVEに関してはイギリス派だっというのもあるけど、ロッキング・オンで渋谷陽一さんがトーキング・ヘッズの黒人サポートミュージシャンの大胆な起用を大批判してた、というのもある。それくらい渋谷さんのロック観に影響されていた。
渋谷さんの快復を心から願ってます。
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