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喪中葉書とカセットテープとリミックス問題

去年に続いて、2年連続で喪中葉書を出した。自分の分はもちろんだが、両親が年賀状のやり取りをしていた先にも出す。両親共に家族葬で、親戚や親しい方にしか知らせてなかったので、葉書を受け取って亡くなったのを知った、という方もいるかもしれない。そんな時に実家に連絡しても既に電話は去年から解約している。なので葉書に連絡先として自分の電話番号を記しておいた。

やはり、電話がかかって来た。ただただ驚き、悲しみ、そして思い出話を語り励ましの言葉も頂いた。両親はご近所付き合いを本当に楽しくやっていたようだ。そういったやり取りが去年も今年もあった11月なのである。

オリオン座

星に願いを、ではなく、星になった人たちのことを想うようになった、いつの頃からか。


相変わらず、休日は実家の片付け。置いたままにしていたカセットテープは、殆ど持って帰って来た。60年代のブリティッシュ・ビートやモータウン・サウンドが圧倒的に多い。ルーツを遡って洋楽の勉強に励んでいた10代。テープのラベルにタイトル付けたりして、楽しかったな。

THE BEAT GOES ONとか

このグループも外せない。DAVE CLARK FIVE。昔はレコード探すの大変だったけど、1993年にようやく再発CDが出て容易に聴けるようになった。


実家に住んでた頃。1979年に九電記念体育館にコンサート観に行ったクイーン。ファースト・アルバムの2024年リミックス版がリリースされた。Apple Musicでドルビー・アトモス音源を聴いてビックリ(※フィジカルとしては7枚組のデラックス・エディションでリリースされています)。

最近デビューしたかのような2020年代的サウンド。瑞々しさとバンドが放つ躍動感が凄まじい。これまでのリマスター版と音の質感が全く違う。あれが、こうなったのです。

しかし、議論を呼んでいるのが、フレディ・マーキュリーのボーカルにオート・チューンがかかっている(ピッチ調整してるいる)ということ(一部の曲なのか全曲なのかは未検証)。例えばこの方は否定的意見です。

フレディのボーカルが多少フラットしてたり、ズレてる部分を正しいピッチに修正かけてるんです。「あのフレディにそれは必要なのか?」というので賛否両論となっているようです。確かに、正確なんだけど、違和感というか妙に優等生っぽく聞こえる。

今回のやり方、特に「オリジナル・テイク至上主義者」は大反対でしょうね。今回のリミックスをまだ全部聴いてないので、自分は判断付かず。サウンドのダイナミズムをアップグレードするのはアリだけど、ボーカル直さんでも…という気持ちは分かります。でもリミックスそのものは嫌いではない。何故なら、ビートルズの一連のリミックスは大好きだからです(元々定位が変だしね)。

my note #185

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