40年前の成人の日の記憶〜パブリック・イメージ・リミテッド福岡公演
今日は成人の日。次女も着物姿で出掛けて行った。先週から大雪が降ったし、今日も空気は冷たいけど、概ね良い天気。
近くの公園では親子が凧上げしたり、のんびりした休日のムード。
成人式。僕の時は1984年だったが、その翌年の1985年1月15日にジョン・ライドン率いるパブリック・イメージ・リミテッド（PUBLIC IMAGE LIMITED）が福岡市民会館でライヴを行いました。
PILとしては２回目の来日公演。福岡は初。成人の日だったので、晴れ着姿で来ているお客さんも居た。ジョン・ライドンのインタビューがロッキング・オンの1985年4月号に掲載されている。
この号の表紙はブルース・スプリングスティーン。4月号だから3/1発売で、BOSSは来日直前。
福岡の前日、大阪公演のレポートもあった（1月14日分）。
この日のセットリストはこんな感じ。
ちなみに、こちらで調べました。
当日、僕はコンサートにバイトで入ってて、1番前の真ん中で警備やってました。つまり目の前が革ジャンのパンクス軍団。後ろのステージを振り向くとジョン・ライドン。アンコールの3曲目、"Anarchy In the U.K."で大盛り上がり。興奮するパンクス達。上記のセトリによると、大阪公演では締めのナンバー。僕らも「今日はこれで終わりだな」と思ってました。ところが、アンコールはさらに続いたのです。1曲やっては引っ込み、また出て来て演奏を何回か繰り返し。ジョン・ライドンはふざけ出して、楽屋に置いてあったと思われる果物とかを客席に投げ、客を煽り出し、調子に乗ったパンクス達がステージに上がって大騒ぎ。最後は無理やり緞帳が降りて終了。
コンサートのバイトやってて、あそこまでハチャメチャなのは初めてです（その後も無いな）。成人式終わりで着物姿で観に来た、あのお客さんも一生忘れられない体験になったことでしょう。この日本ツアー、他の会場はどうだったんでしょうね。おそらく福岡の後は、さすがにセーブしたのではないかと思われます。
my note #214