大好きな自分を、毎日喜ばせたい
はたらくってなんだろう。
こんなに難しい問いはあるのか。
考えれば考えるほど、終わりが見えず頭が痛くなってくる。
終わりが見えないから、少しずつ分解してみようかな。
そもそも、どうしてみんなはたらくんだろう。
「お金を稼ぐため」
「夢を実現するため」
「誰かを幸せにするため」
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色々なはたらく理由があると思う。
「どうしてみんなはたらくんだろう」という問いに対する自分の答えは、
「生きるため」だった。
はたらくことに共通しているのはお金を得ること。
お金を得るのは、世の中にあるサービスや商品を買うため。
サービスや商品というのは、誰かが必要としているから存在している。
もしくは、誰かが価値を認めているから存在している。
何らかの形で生きることに貢献している。
「いやいや、世の中にはお金を得ないはたらくがあるだろう」という声が聞こえてくる。確かにそうだ。農家を営み、自給自足している人もいる。
自給自足している人も、自分が必要としているものを作り、自分に提供している。
これもまた生きることへの貢献だ。
やっぱり、はたらくのは「生きるため」だと思う。
じゃあ、生きるってなんだろう。
「ご飯食べて寝ること」
「誰かを喜ばせること」
「やりたいことをやること」
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人によって答えは様々だと思う。
「生きるってなんだろう」という問いに対する自分の答えは、
「死に向かっていくこと」だった。
え、そういうこと?と思ったかもしれない。
けど、この答えに至った時、真理だと思った。
どんなに毎日を充実させようとも、死に着実に近づいている。
どんなに一生懸命働いても、死に着実に近づいている。
1日が終わるということは、死に1日近づいたということだ。
こう考えた時に、とんでもない矛盾が生まれた。
はたらくのは「生きるため」
生きるとは「死に向かっていくこと」
必死に生きようとはたらくのに、はたらいた分だけ死に近づいている。
こんな恐ろしいことなんてあるのだろうか。
じゃあ、はたらくってなんだろう
生きるためにはたらく。けど、はたらいた分だけ死に近づく。
こう考えると、はたらく意味が無いように思える。
いやいや、そんなはずはない。
だって多くの人がはたらいているのだから、きっと意味があるはず。
はたらくことで得ているものはなんなのか。
お金や生きるために必要なものを得ている。
お金はご飯を食べたり、誰かを笑顔にしたり、思い出を作るために使う。
農家の方も、毎日元気に過ごし、1日を過ごすために必要なものを得ている。
結局は自分が楽しいと思える1日を過ごすためにお金を得たり、必要なものを得たりしている。
もちろん、自分以外の誰かも含まれていると思う。
ただ、必ず自分が含まれているはず。
みんな自分のことが大切で、自分のことが好きなんだ。
自分のことを毎日喜ばせてあげたいからはたらくんだ。
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自分のことが大切で、今日も良い1日だったと思えるようにはたらくのだと思います。
今日も大好きな自分を喜ばせることができたらいいな。