草花あそび図鑑🌿ザクロ(柘榴)
ザクロは鬼子母神にお供えする植物として
有名ですね。
今日の草花あそびは
お弁当にかかせないにくいやつ
たこさんウィンナー
何をする訳では無いけれど、
上手い具合に黒くなってるのは
程よい焼き色にしか見えません。
棒でつんつんしたら
その場所がズボッとなるので
あめめにみえますよー
どうも
タコオです。
タコヨです。
おまけ・ざくろと鬼子母神
その昔、鬼子母神はインドで訶梨帝母(カリテイモ)とよばれ、王舎城(オウシャジョウ)の夜叉神の娘で、嫁して多くの子供を産みました。
しかしその性質は暴虐この上なく、近隣の幼児をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。
お釈迦様は、その過ちから訶梨帝母を救うことを考えられ、その末の子を隠してしまいました。その時の訶梨帝母の嘆き悲しむ様は限りなく、お釈迦様は、
「千人のうちの一子を失うもかくの如し。いわんや人の一子を食らうとき、その父母の嘆きやいかん」と戒めました。
そこで訶梨帝母ははじめて今までの過ちを悟り、お釈迦様に帰依し、その後安産・子育の神となることを誓い、人々に尊崇されるようになったとされています。
鬼子母神がザクロを持っている理由は、人間の子どもをさらって食べていた鬼子母神にお釈迦様が「ザクロは人の肉に似た味だから、人の肉を食べたくなったらザクロを食べて我慢しなさい」と言ったことが由来とされています。
しかし、これは俗説でもともとは鬼子母神が持つ果物はザクロではなく「吉祥果(きっしょうか・きちじょうか)」と呼ばれる魔を払い、子孫繁栄を象徴する果物のことだったといわれています。
つまり、鬼子母神は、人の肉を食べたくなった時に代わりに食べるためにザクロを持っているのではなく、子どもを守る神として、子孫繁栄の願いを込めて吉祥果を持っているというのが本当の由来なのです。
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