『あそび』と『まなび』研究所

児童館の先生と非常勤で大学の先生しながら伝承遊びを研究してます。 子どもたちの『あそび』はいろんな『まなび』につながっています。 子どものそばにいる大人は、遊びの重要性を理解して、全力であそびきる環境と経験を保証することが役割です。一緒に「あそび」と「まなび」繋げましょう。

『あそび』と『まなび』研究所

児童館の先生と非常勤で大学の先生しながら伝承遊びを研究してます。 子どもたちの『あそび』はいろんな『まなび』につながっています。 子どものそばにいる大人は、遊びの重要性を理解して、全力であそびきる環境と経験を保証することが役割です。一緒に「あそび」と「まなび」繋げましょう。

マガジン

  • 三代目福来屋菓子店(毎日をおもしろく楽しんでること)

  • 道草のススメ

    道草を禁止するよりも 道草をできる社会を目指すべきで 安心して道草して欲しいと願います。 ヒゲさんと子ども達の道草日記

  • 遊び缶(昔遊び考える)

    遊びの缶づめ

  • 全日本ベーゴマ学会(ベーゴマ考察記)

    日本におけるベーゴマ(バイ)について 初期の江戸期から 明治・大正 昭和(戦前)の関西ベー 徳島ベーのことなど ベーゴマについての考察をまとめています。

  • ひかる泥団子研究記

    ひかる泥団子には 二種類の系統があって、 わたしは、その辺の公園や田んぼや畑の土と水を使って道具をほとんど使わない方法です。 陶芸の土で作って、瓶とかの縁で削るパターンもあります。(まだやったことないんよね。綺麗だしやってみたいなぁ) 聖和大学で幼児教育を学ぶ中で「ひかる泥団子」にであって、 神戸市から依頼されて「泥団子の先生」になって 大教大で家政科の子達に毎年教えたり、 いろんな小学校で100人とか同時に泥団子して 加用先生が教えていた 京都教育大で泥団子を学生に教えている←イマココ 加用先生の二代目になれますように!

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

金坂尚人(かねさかなおと)幼いころから 富山の自然の中を兄貴にひきづり回され 川で魚とったり 山でわさびとったり くわがたつかまえて売りにいったり 高校になっても 釣りしてたり、 無駄に川にかけてあるロープ渡ったり・・・・。 その結果、 遊びに特化した児童館職員になりました。 子どもたちには「あそんでばっかしおったら、 髭はえてこんなんなってまうで」 というてます。 やってみたい、調べたいことが多すぎて 時間が基本的にたりませんが 毎日は楽しんだもん勝ちで面白がったもん勝

    • ミニ福来屋制作日記③

      完成しました 途中まで作ってなかったが 納得がいかなかったので 隣のクロカミ美容室もつくる そして、「浦島」という表記は もう一つの銘菓のようだ。 今となってはどんなんかもわからん。 最近しった、昭和30年代

      • ミニ福来屋制作日記②

        とりあえず資料はこのとき これしかなかったのでこれを頼りに、あとは想像でつくっていく 看板類「福来屋菓子店」のフォントがかわいい。 雀さんは娘さんがつくってた。 ほんまは隣との隙間はないんですが、制作上やむを得ずwなので、ホーロー看板で固めてみた。 YKKは魚津発祥ですねん。 コカコーラの冷蔵庫と瓶アイスのいれる冷凍庫作りたかったんやけど デザイン的に可愛くなくて コカコーラのジュースの冷蔵庫になった。 蓋も開閉します。 もちろん瓶は空き瓶もっていったら お金に変

        • 草ぴょんの魔法

          けんかしたり おもいがうまくつたわらなかったり なんだか 悲しいことがあって 1人で帰ることが寂しくなって なんとなく足や心がチクチクしちゃうとき 一緒に帰ろか ときいて なんとなく 手をさしだすと みんなぎゅってにぎってくる。 道端で 猫じゃらしで うさぎさんをつくって 「ほい」 って渡すと 悲しかった目がキラキラにかわる。 手に持ってるだけで 悲しいことを道端に置いて 自然に足取りはスキップにかわるんだ。 まてまて ひげのおっさんはスキップはきびしいのだ だけ

        マガジン

        • 三代目福来屋菓子店(毎日をおもしろく楽しんでること)
          4本
        • 道草のススメ
          6本
        • 遊び缶(昔遊び考える)
          74本
        • 全日本ベーゴマ学会(ベーゴマ考察記)
          93本
        • ひかる泥団子研究記
          9本
        • 少年時代
          19本

        記事

          題名のない遊び博覧会その2

          それいけぼくらのなまえのない遊び (おやつ給食お食事編) おやつ ・アポロのイチゴとチョコの分離に成功 ・ピーピーラムネを目にはめる ・ピーピーラムネを2つに縦にわる ・ポテコをゆびにはめてみる ・とんがりコーンを全部の指にはめて、指ごと食べて痛い ・きのこのやまのチョコだけたべて、きのこ感を奪い去る ・たけのこの里を分離してサクサク感を楽しむ ・オレオのクリームだけ食べる ・パイの実を三つに分けて食べる ・マシュマロポン(手の先にのっけて口に飛ばす) ・かきのたねのピーナ

          題名のない遊び博覧会その2

          井出先生の川口ベーゴマ探究記②(ベーゴマ考93)

          モールディングマシンと金型・川口では、昭和30年代に、モールディングマシンが導入された。 プレート型(F1)鋳造と呼ばれる方法で コストパフォーマンスに優れた鋳造法のようだ。 F1と呼ばれるプレート状の木型で上型・下型共に造形できる ・この鋳造方法及びモールディングマシンの導入により、金枠+金型で大量生産が可能になった。 …モールディングマシンってなんや? って調べてたら 川口の大野軽合金さんのホームページがわかりやすかった為、転載させていただきます。 (快く承諾いただきあ

          井出先生の川口ベーゴマ探究記②(ベーゴマ考93)

          井出先生の川口ベーゴマ探究記(ベーゴマ考92)

          全日本ベーゴマ学会会長井出先生先日から幾度となく話にでてきはる 井出先生。 これまた勝手に名乗ってる 全日本べーごま学会の会長さんです。 (ちなみに中島さんは顧問、私は事務局長です。) 井出先生はもともと小学校の先生 現在「川口市郷土資料館」に勤務してはります。 日三鋳造所が移転するとなって、中にあった 唯一のベーゴマ資料館の資料が 川口市郷土資料館にうつることになった数年前。 ちょうど葛飾コレクション3000を譲ってもらった時で、中島名人に頼んで、資料館にあるベーゴマ

          井出先生の川口ベーゴマ探究記(ベーゴマ考92)

          愛媛芯付きバイ考察(ベーゴマ考91)

          久しぶりに 大量の芯付きバイがでた。 その量は4キロ 今回は愛媛県の 解体業者からもちこまれたもので 詳しい場所や、使われた背景はわからない。 超絶錆びまくっていたので 一つづつ 全部拭いて錆を取りました。 つかれた 芯付きバイとは以前にまとめた記事がこちら 前回大量に芯付きバイが出たのは高知県だった。 愛媛の岡本さんと話した時に 「愛媛で生まれ育った地域は芯付きバイだった」 との話を聞いていた 「芯付きバイ」というのは 私が仮に名前をつけたもので 上下に凸部がある

          愛媛芯付きバイ考察(ベーゴマ考91)

          スパイブームと007とベーゴマ(ベーゴマ考90)

          ベーゴマ表記の異色物?「007(ダブルオーセブン)」ベーゴマの表記は 野球ものであったり、球団であったり 当時のスターが出てくることが多いが ちょっと変わり種というか 珍しいものがある サイズは王様とよばれるサンガンベーの 一回り大きい「中王」と 「赤中」サイズにある【007】表記だ てがかりは この2種しかない。 一緒に出てくるのは 「アトム」 「ウルトラ」 「ゴジラ」 これらのものと 同じ時期に作られたと考えられる もしかしたら 「早稲田」「慶應」 みんなのヒー

          スパイブームと007とベーゴマ(ベーゴマ考90)

          幻の木型②(ベーゴマ考89)

          井出先生からの 引き続きの研究報告。 辻井社長と 中島さんの聞き取りから またもや 新事実が発掘された!! 「樹脂配列金型元型」保管計画先日の、木型調査で 推測された「樹脂型」の基本配列 つまり、元型の元型… なんかややこしいな。 ベーゴマを数万個みたみなさんなら 誰でもわかるが 昔のベーゴマをみると、 繰り返し使われたものは、だんだんと型が摩耗していき、表面の文字が太くなっていったり、 潰れていく。 ということは、 定期的に再度「金型」を作り直す必要性があるわけだ。

          幻の木型②(ベーゴマ考89)

          幻の木型①(ベーゴマ考88)

          郷土資料館の井出先生が 超絶羨ましいことをいいだした。 「木型職人さんにおあいできることになりました!」 なにー!! まぢか。こんなにも 関東が羨ましいと思ったことはない。 さすが鋳物の町だ 幻の型かつて、はじめて日三鋳造に訪れた際に 辻井社長に「木型って残ってないですか?」 と聞いたことがある。 その時に「木型なんて残ってない。」 みんな燃やしてしまうらしい。 その理由は… 「いらないから」 つまり一度元型の金型にしてしまえば 不要になるということだ。 よって、基

          幻の木型①(ベーゴマ考88)

          ベーゴマ型の作作成方法から(ベーゴマ考87)

          先日。 川口郷土資料館の井出先生と考察した 元型考 それを井出先生が 伝道師の中島さんに話をしたところ 興味深い話をききだしてくれた。 中島さんと辻井社長は つっつけばつっつくほど ベーゴマの重要な歴史がでてくる。 しかも、かなり重要なやつ なので、ここに記しておく。 関東の元型ができるまで私たちの考察としては 関西の銭づくりのような枝でつながる 葡萄型ではなくて 関東はこの独楽と独楽の八角形の 辺同士がつながる形にしたことで 量産を可能にしたとしたが 実際はそんな単

          ベーゴマ型の作作成方法から(ベーゴマ考87)

          関西同心円バイ(ベーゴマ考86)

          東寺のガラクタ市関西ではほぼ骨董市では ベーゴマは出てこない。 四天王寺の弘法市でも散々探して二つとか これは、関東より関西のベーゴマの時代が古く、数が出ていないからだ。 今回は京都なら出るという確信を持って 関西バイと面バイを探しに行った。 買ったものを、 家に持ち帰った後 今まで持っていたものと比べてみた。 ん?同じやと思ってたけど購入した一つがこれ 七角形で、裏側(凸側)は同心円の溝であり 関西の特徴がバッチしなわけだ。 なんで関西が7角を作ったかはわかっていない

          関西同心円バイ(ベーゴマ考86)

          元型(ベーゴマ考84)

          「バリ」ってなんや?さきほど、 井出先生に あいかわらず 関西バイの写真を送りつけていた時 「これ、バリの幅や太さを見比べると、違いがありますね。関西のは細いバリが多いような?」 「ん?バリってなんや??」 バリってなにかというと、 鋳造の時の溶けた金属の道と繋がっていた部分 木でいうと実につながる枝の部分 ベーゴマ本体側でいうと 「ヘソ」とかよばれ、 少しでっぱりがあるところだ。 昔の子の一部の子は、ここが大きく出っ張ってたりするものを、攻撃力が強いとして重宝したと

          深川ベーゴマ対戦記③(ベーゴマ考83)

          松下名人を訪ねてベーゴマのお仕事・・・・(ってなんやねん) で、聖地川口に行くことになったので あいたい人に会いに行くことにした。 よって前日入り。 前に「ちっちのち」の由来の話を含めて 電話で聞き取りをさせていただいた松下名人。 現在療養中で動けないとのことをうかがったので 図々しいことは承知で ご自宅に会いに行っていいかをお聞きし、快く快諾いただいた。 赤羽に行くために昼着でもいいかなと思っていたのを 始発に変更。 ちいさなベーゴマも約1000個持っていると30キ

          深川ベーゴマ対戦記③(ベーゴマ考83)

          ボクシングべーの謎を追え(ベーゴマ考82)

          一見して 大型のサンガンべー しかも現行型で、同じようなタイプには プロレスラーが多いため 間違われるが 様々な表記のベーゴマの中に 1人だけ「ボクサー」がいる。 その男。パスカル・ペレスという。 パスカル・ペレスパスカル・ニコラス・ペレス(Pascual Nicolás Perez、1926年3月4日 - 1977年1月22日)は、アルゼンチン・メンドーサ州出身の男性プロボクサー。 世界フライ級王座を9度防衛した。 戦歴 1948年、ロンドンオリンピックフライ級で金メダ

          ボクシングべーの謎を追え(ベーゴマ考82)