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遊び缶(昔遊び考える)

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遊びの缶づめ
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#伝承遊び研究

伝承遊び遺産(北海道下の句カルタ③)

伝承遊び遺産(北海道下の句カルタ③)

さて、のこり50首
いってみよう!

またしても
それぞれの画像に心の声を

51 藤原実方朝臣
かくとだにえやはいぶきのさしも草
さしも知らじなもゆる思ひを52 藤原道信朝臣
明けぬれば暮るるものとは知りながら
なほ恨めしき朝ぼらけかな 53 右大将道綱母
歎きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る 54 儀同三司母 (藤原伊周の母 高階成忠の娘 貴子)
忘れじの行く末まではかた

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ベーゴマ考17『両さんのサンガンベー』

ベーゴマ考17『両さんのサンガンベー』

聖地と言われる場所があるように
ベーゴマの聖地は言わずと知れた川口であろう。
西の聖地は今は無き大阪大正の「火の来間」だった訳だが、
独楽とベーゴマに関しては西の聖地と言われるようになりたい。
 
今日はバイブルの話
私の生まれ育った富山は
ベーゴマ文化も、独楽文化も無い。
そもそも、
何かを店で買って遊ぶという文化もない。
川で間引きされ大きくなった鯉つかまえたり
空き缶のなかのドンコつかまえた

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ベーゴマ考15『玩具ベーゴマ関連年表』

ベーゴマ考15『玩具ベーゴマ関連年表』

■江戸時代

1633年 寛永10年
『尤の草紙』「ぶしょうごま」として記載

17世紀初頭の『日葡辞典』(にっぽじてん・ポルトガル語の辞典)に「バイ・殻をコマとして使う」と記されている。

1678年
『鷹筑羽集』「ぶしょうごま」として記載

1682年
『一代男』井原西鶴
大人のくせにばい回しに熱狂しているという内容がでてくる

1712年 正徳2年
和漢三才図会(寺島良安)
海螺弄(ばいま

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