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遊び缶(昔遊び考える)

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遊びの缶づめ
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#百人一首

伝承遊び遺産(北海道下の句カルタ③)

伝承遊び遺産(北海道下の句カルタ③)

さて、のこり50首
いってみよう!

またしても
それぞれの画像に心の声を

51 藤原実方朝臣
かくとだにえやはいぶきのさしも草
さしも知らじなもゆる思ひを52 藤原道信朝臣
明けぬれば暮るるものとは知りながら
なほ恨めしき朝ぼらけかな 53 右大将道綱母
歎きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る 54 儀同三司母 (藤原伊周の母 高階成忠の娘 貴子)
忘れじの行く末まではかた

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伝承あそび遺産(北海道下の句カルタ①)

伝承あそび遺産(北海道下の句カルタ①)

札幌で「下の句カルタ」を初めてみたときの沸き起こる衝撃は前回に書いた。
こんなんで取り合ったら怪我するわ!
ほんのちょっとの心配と
板に時には血痕が残るという
実際の対戦への興味がかなり大きく。

それとともに
各御当地に残る歴史的な遊び文化を
児童館や放課後児童クラブが伝承の役割をになう一翼になっていることも
興味深い。

先日の札幌への講演のあと
お仲間さんと一年ぶりに再会
独楽の話とか色々す

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下の句カルタ(百人一首)の話

下の句カルタ(百人一首)の話

なんじゃこりゃ

離れた地域にキャンプにいったりすると
楽しみなのが
ご当地食材だ。
地元のスーパーにいって、
なにこれ?ってもんを買う。

そんな感じで、全国に講演とかにいって
児童館や放課後児童クラブを見学させてもらうと、見たことがない『玩具』や『あそび』に
出会うことがある。

『……!なにこれ、よめへん』数年前に札幌に行った時、
児童会館(札幌は児童館のことを児童会館とよびます)にこれがあ

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「坊主めくり」坊主vs姫と愉快な仲間たちの話

「坊主めくり」坊主vs姫と愉快な仲間たちの話


入口あそび
本当のルールが難しいから
少し簡単な遊びの中でルールを覚えていくもの
これを
『入口あそび』と呼んでいる。
本当のルールを知らなくても年少時が親しみながら遊びに 入れるのだ。

①入口あそび『将棋』
・崩し将棋
(ポイントにより、駒の強さがわかる)
・まわり将棋
(進化によって、強い駒がわかる)
・かえる飛び(うーん……親しむw)
・将棋倒し
(大きい順や、小さい順に並べるとなんとな

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