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現役コンサルが今でも大事にしている『起業家恩師からの3つの教え』

①自分の心に素直になって目標を立てよう。
②その目標を達成するためには何が必要かしっかり逆算しよう。
③今いる道がそこに繋がっていないと気づいたら決断をしよう。

 先日、レオナゼミ同期の大門くんと二人でご飯に行ったときのこと。話はお互いの夢の話になったが、そのきっかけの一つになった、かっこいい男との出会いの話を聞いた。

 正直、教えの内容についてはどこかで聞いたことがあると思う。本などで僕も何度か読んだことがある。

 それでも地で行っている人から繰り返し話されると、それがやっぱり本質なんだと改めさせられる。要所だけ、印象に残ったポイントをさらいながら書き記しておこうと思う。

1.大門くんとは

 現在コンサルティング会社勤務。社会人2年目。睡眠時間が取れない程に忙しい日々を送っているらしい。

 なぜそこまで頑張れるか聞いたところ、彼には夢があるとのこと。将来「『スタジアム』を創る」という夢を持っていると言う。『スタジアム』は限りなく具象に近い概念だと思うけれど、自分の原体験に根ざして語れていてすごいなと思う。レオナゼミは夢の解像度が高い人が多くて面白い。

2.恩師との出会い

 そんな大門くんは大学生時代は剣道に明け暮れていた。その時、監督としてその恩師に出会った。もう70くらいになるとのことだったが、剣道以外にもたくさんのことを教えてもらったとのこと。

 大門くんは、遊びも含めてたくさん教えてもらったって笑っていた。

 ちなみに「彼と出会って最も影響を受けたことは何?」と聞いてみた。少しだけ沈黙した後、「生き様?自分の夢や目標との向き合い方とかかな」とのこと。

3.恩師のエピソード

「金持ちになりたかったんだよ」

 ことあるごとに大門くんに向けてこう話してくれたそう。そしてどのような人生を歩んでこられたのか、僕も聞かせて頂いた。

 彼は50年前くらいに社会人生活をスタートしている。しかも三菱商事がキャリアのスタート。ただ、三菱商事でのキャリアはすぐに終わることになる。
 金持ちになりたかった彼は、入社式の際に早速社長にこう問いただしたそうだ。「年収いくらですか?」そしてその回答を聞いて、退職を即決したそうだ。最高峰であったはずの三菱商事の給料では、自分が理想としている状態に辿りつかないということがわかり、自分でビジネスを起こすことを決めた。
 それから次の時代どんなビジネスがくるかをひたすら研究して、新しいビジネスを起こしたそう。ちなみに、彼が興した企業は今でも存続しており、なんと創業以来今でもずーっと増収増益を続けている。

 社長にいきなりこの質問投げれる肝の座り方もすごいが、辞めるという意思決定までのこのスピード感、少しイーロンマスクと共通している気がしないだろうか。会社をやめろと言っている訳ではないが、自分の目標にダイレクトに響かないことにNOと言う勇気を見習った方がいいのかもしれない。

 また、ひたすら研究するような姿勢は孫正義と共通している気がする。坂本龍馬の海援隊からの三菱系列ということで、何かと面白い繋がりがありそうだなと思いつつ、どうせやるならNo.1を目指すまでやるということが大事なのかもしれません。

4.学んだこと(再掲)

 ①自分の心に素直になって目標を立てよう。
 ②その目標を達成するためには何が必要かしっかり逆算しよう。
 ③今いる道がそこに繋がっていないと気づいたら決断をしよう。

5.結び

 あまり詳細に書くことはしないが大学時代に大変な思いをした大門くんは、様々な形で恩師に支えられてきたとのこと。ここまで他人の人生にコミットできるというのもすごい。

 大門くんは、今も夢に向けて挑戦している最中だが、さらなるステージに上がるとき、イキイキと恩師に挨拶しに行きたいと語ってくれた。

 僕もその挑戦を引き続き応援したいと思う。


熱狂とエモで心彩られる人生を目指して頑張るプロジェクターとして、日々の気付きを言語化していくノートです。