スポーツの奇跡

 最近サッカーW杯盛り上がっていますね。
 今朝の試合もまさか勝てると思っていなくて寝てしまっていたのを後悔。。
 日本とドイツ、日本とスペイン、どちらの試合も単純な実力差では完全に向こうが上。それは日本選手も相手選手もわかりきっていた事実だと思います。
でもだからこそ、日本は失うものが無く、自分たちのやりたいことをやりきることが出来、逆に相手チームは実力ではこっちが上、油断してはいけない、またファンからは勝つことを信じて負けるなんて全く思われていない立場。必然的に防衛の立場になってしまいます。だからこそ書く上相手に2勝も上げることが出来たんだと思います。
逆に負けてしまったコスタリカ戦。試合終了間際に入れられたあの1点は逆に日本が攻めの姿勢を崩してしまった結果の試合だと思います。
  では格下チームでも強いチームに勝てる可能性はある程度高いのか？ 
そんなことはありません。滅多に勝てないからジャイアントキリングなんて言葉があるんだと思います。
 僕自身が指導しているバレーチーム。次の大会の組み合わせが決まりましたが、相手は超格上。これ勝てたら優勝出来るぞ、というレベルのチームと2回戦から当たります。ワンチャンスの奇跡でサッカー日本代表みたいな勝利を狙えるのか。
自分が指導しておきながら言うのはなんですが、正直可能性はゼロだと思います。同じ格下という立場ですが1つ決定的に違うのが、心構えです。
おそらく日本代表選手たちはコスタリカ戦に敗れ、ここで負けたらW杯が終わってしまう。もしかしたら生涯最後のW杯出場の機会が終わってしまう。日本国民皆の期待、希望を裏切ってしまう。文字通り死ぬ気で試合を戦い抜いた結果の勝利だったんだと思います。しかし自分のチームでは現段階では負けても引退では無く、控え層も薄いのでスタメンは安泰し、そもそも勝とうという意思が見られません。
 もちろん、いざ試合になったら全力を出してくれるでしょうが、準備が圧倒的に足りてません。
 だからこそ勝てる可能性は無いと思いますし、むしろ次に繋がる負けをして最後の大会までにはサッカー日本代表の試合のようなどこが相手でもワンチャンスあるんじゃないか。と思わせるチームに成長してほしいですし、自分がそのために全力で動かなければ行けないと思っています。

12月6日、がんばれニッポン🇯🇵