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43課-1 そうです(様態)導入・イラスト練習『みんなの日本語』

見たままを言えばいいので、話が広がる文法項目です。
夏休みのお母さん、冷蔵庫を開けて麦茶の残りが少なくなっているとき、自分一人なら「あ~、なくなるなー」ぐらいしか思いませんが、小さな子どもがいる場合、「あっ、なくなりそう!」となるのではないでしょうか。変化の後を考えて、気持ちがちょっと動く、そんなときに使うのではないかなと思います。

A:信号が変わりそうですよ。
B:急ぎましょう。(練習B3-4)

A:あ、なくなりそうです!
B:これ、貸しましょうか。

A:雨がふりそうですよ。
B:じゃ、傘を持っていきます。(練習B2-1)

A:出かけますね。
B:もうすぐ、雨がやみそうですよ。
A:じゃ、ちょっと待ちます。(練習B2-3)

A:どうしたんですか。
B:約束に遅れそうなんです。

A:これから、どんどん咲きそうですね。

やっと、ちょっと先の未来のことをいうことができるようになって、これから例文が作りやすくなると思います。この後、47課で「伝聞のそうです」がでてきますが、「降りそうです」と「降るそうです」は音がかなり似ていて、学生によっては同じように聞こえるようです。初めは少し意識して「降そうです」と言ってみておいたほうがいいかもしれません。

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