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36課-1 ように(目的) 導入・練習イラスト『みんなの日本語』

よく使う言い方なのですが、単文では不自然さを感じやすいように思います。「ように」に不自然さを感じないためには、文脈が必要だと思いました。

A:そろそろ帰りましょうか。
B:そうですね。今日は疲れました。これからご飯を作りたくないです~
A:私は帰ってすぐごはんが食べられるように、作ってきました。
B:そうですか。私は何か買ってから帰ります。

A:今度、スピーチしなければならないんですが、心配です。
B:そうですか。私も去年しましたよ。後ろまで聞こえるように大きい声で話しました。がんばってください。

A:いってきます。
B:今日は暑いよ。いつでも水が飲めるように、これを持って行っていったほうがいいよ。
A:ありがとう。

A:いってきます。
B:あ、待って。顔をふけるようにハンカチを持っていったほうがいいよ。
A:ありがとう。

A:いってきます。
B:事故にあわないように気をつけてね。
A:はーい。

用心とか準備のイメージで練習すると、「目的」感が薄まって、「ために」との混同が減るのではないかと思います。あまり先のことをいう例文ではなく、目の前に起こることで練習してみるといいかもしれません。

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