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30課の場面『みんなの日本語』

「てある」の使用例は圧倒的に「書いてある」が多いそうで、『文法コロケーションハンドブック』によると、「書いてある」と「置いてある」あるだけで、全体の40%を占めるようです。最低限で次へ進まなければならないときは、この二つを練習しておけばいいのかもしれません。引用の「と」は33課なので、「~に~と書いてある」の練習はそちらに譲り、ここでは「~に~が書いてある」の言い方を練習するといいと思います。

<1>健康診断の準備

教師:明日健康診断に行ってきてください。持っていくものはここに書いてあります。
学生:ええっと・・・
教師:大丈夫ですか?説明しましょうか。
学生:あ、いえ、大丈夫です。わからないところは、先輩に聞いておきます。
教師:ああ、それがいいですね。ここに名前も書いておいてください。
学生:はい。わかりました。

<2>提出物

[学生はこう言う!]

教師:宿題と作文は出しましたか。私はこの後用事があるんですが・・・

学生:はい、宿題は出しました。先生の机の上に置きました。作文は後で出します。

教師:え~、私はいませんよ。

[みん日Ⅱなら、こう言ってほしい!]

教師:宿題と作文は出しましたか。私はこの後用事があるんですが・・・

学生:はい、宿題は出しました。先生の机の上に置いてあります。作文は後で出しておきます。

教師:わかりました。じゃあ、事務室に出しておいてください。

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