半年間待ち続けた相方が見つかった
2024年3月に相方が居なくなった。それは突然だった。
でも驚きはしない。
2023年10月に失踪したときは当月中に見つかったし、2023年11月の失踪時には翌月に見つかったからだ。
相方を失って所在無くただ一人、再会を待ちわびて茫然と立ち尽くしていても、決して焦りはしない。
いつか再会出来る、と強い信念を持って待ち続ける。
よく居なくなるんだ。
春に居なくなって半年、秋になってようやく再会出来た。
相方は長袖のロングTシャツの腕の中から出てきた。
相方が見つかって、ようやく靴下置き場に戻れた。
そんな中、今日ランニングに出かけるために長袖のウェアを取り出したら、相方のいない靴下が出てきた。
対になっていない靴下はタンスには入れないんだ。
手に取ったときに無用だから。
洗濯機の横の、洗濯カゴの脇に、ネクストバッターサークルみたいに、相方を待つ靴下のスペースがある。
今日からまた一人待機中。
寒くなってきて長袖を着だしたから、今回は早く見つかるだろう。