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スタンフォード・ビジネス・マガジンに寄稿しました
"I came to the GSB by mistake." (自分の入学は勘違いによるものでした)
昨年のことですが、出身校であるスタンフォード大学ビジネススクールが発行する掲題誌の主任編集員の方から「LinkedIn で君の書いている文章、内容も語り口も独特で面白いので、コラムを書いてみませんか?」とお誘いを受けました。
当該コラム"What Matters to Me Now and Why" は誌面の一番最後に掲載されるもので、卒業生が応募エッセイに書いた志望動機や問題意識を振り返った上で自身にとって今「何が大事か」「何に取り組んでいるか」につき比較的短い字数で極めて個人的な視点から語るものです。
このコラム、自己宣伝色が薄く、書き手の人柄が前面に出る傾向があって大変面白く、自分は同期生(と友人知人のいる他の卒業年次)の消息・近況報告紹介の次に必ず毎号読んでおり、どうかすると教授の研究紹介や卒業生の様々な業績・社会貢献活動のインタビューや紹介記事は斜め読みしても(ごめんなさい)これだけは毎号きちんと読んでいるコラムです。
そんな「愛読コラム」を自分が書くことになるとは思ってもみませんでした。これまでの寄稿者(同級生が2人すでに寄稿していました)と比べればまだまだ「試行錯誤の仕掛品」みたいなキャリアを歩んでいる自分なので最初は躊躇しました。
とはいえせっかく「面白いもの書いてくれそう」と言ってくれた編集者の期待に応えないのは仁義に欠ける(?)な、と思い「ダメもと」で書いた草稿が好評だったことに気を良くし、また編集過程での暖かい後押しと助言を得て、結果としては「自分にしか書けない・自分しか書かない」ものになったと思います。
そんな過程を経て出来上がったものであることをご了解いただいた上で「勘違い入学」から始まり紆余曲折を経ても未だどこを目指すのか見えていない自分のキャリアストーリー、ご笑覧いただければ何よりありがたいです。
ご意見・ご感想などあればどうかお気軽にお寄せください。