”人生を時間割にするといい” 林家木久扇師のことば

林家木久扇『イライラしたら豆を買いなさい』より。

人生を時間割にするといい
 自分の中に鉱脈を見つけるにはね、一度、人生を時間割にするといい。自分が何に重きを置いているのか、優先順位がはっきり見えてくるんですね。
 僕の場合、1時間目は落語、2時間目はラーメン、3時間目はチャンバラ映画、4時間目は俳句、5時間目は弟子作り。それぞれが自分の中で重きをなしているんですが、一番面白いな思ったことに自然と時間を割いて、とことんのめり込んでいます。
 自分の好きなもの、得意なもの、実現したいこと、それぞれに見出しをつけて書き出してみるといい。走るのが速い、記憶力がいい、歌がうまい、英語が得意とか、どんどん羅列していくと自分像が浮かびあがってきます。
 書くと客観的に考えるきっかけになるんですね。ただ頭の中で考えてるよりもペンで文字にしたほうが、自分を見つめなおすのにいいんですよ。

人気番組”笑点”では、与太郎、おバカキャラで大活躍の林家木久扇師。

しかし、先に挙げた著書を読むと、自分の売り出し方をきちんと考えて活躍したきたことがわかる。

何十年も売れ続けている人は、一味も二味も違うんだなあと感じ入った次第。

木久扇師の”時間割”は、師の高座や芸に生かされていて実に見事。

自分も人生の時間割を書き出してみようと思った次第。

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