大涌谷レポ:人生で1度行けばok。美術館とセットの観光がおすすめ
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箱根にある大涌谷に初めて行ってきました。その感想を書きます。
初めて行った活火山は良い経験になりました。ただし、感想は「なるほど」止まりで、人生で一度訪れればいいかな、と思いました。なお、近所に素敵な美術館がたくさんあるため、大涌谷とセットの観光がおすすめです。
▶︎訪問のきっかけ
秋も深まり、どこか少し遠くへ行こうと思いました。東京圏に住んでいながら、今まで名前だけは知っていた「大涌谷」に行ったことがなかったため、人生経験も兼ねて行ってみることにしました。
▶︎大涌谷とは
大涌谷は、富士箱根伊豆国立公園の一部です。wikiによると、過去に何度か噴火の兆候があったり、地震が起きるとロープウェイが休止になったり、今でも活火山であることが分かります。まさに「地球の息吹をそのまま」感じ、学び、楽しむ場所だと思いました。
「国立公園」の目的は、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくことです。そのため、国が指定、保護、管理する役割を担っています。日本に国立公園は、富士箱根伊豆国立公園も含めて34つあるようです(環境省より)。
▶︎大涌谷へのアクセス
私は、自宅→バス(約2時間)で桃源台→ロープウェー(約20分)で大涌谷というルートで行きました。初めは電車を考えていました。しかし、色々調べるうちに、小田急箱根高速バスがあることを知りました。
小田急箱根高速バスなら、新宿から片道を約2時間半、約2,000円で行けます。途中、池尻大橋などからも乗車することができます。電車を使うと4,000円以上かかり、時間もバスとあまり変わらないため、バスがおすすめです!
桃源台は、海賊船乗り場、レストラン、お土産売り場がありました。海賊船は往復約1時間かかるようです。箱根付近はバス移動が多く、早い時刻に閉まる施設が多いため、時間に余裕をもって行動する必要があります。
桃源台からロープウェーで大涌谷へ向かいます。料金は往復・大人2,500円です(高い…)。ロープウェーは短い間隔で運行しているため、並ぶ時間は案外短かったです。お客さんの過半数は外国の方でした。
なお、大涌谷は16時で閉園、ロープウェーも16時付近に閉まります。箱根付近を観光する場合は、時間配分に要注意です。
▶︎大涌谷での過ごし方
大涌谷での所要時間は、多めに見てランチを食べないなら約1時間、食べるなら約1時間半です。大涌谷自然研究路入場をする場合、+アルファです。
「黒たまご」は記念に食べる価値あり。食べると7年寿命が伸びるという迷信があるそうです。ただし、味はただの茹でたまごです。
子供に大涌谷で一番印象に残ったものを聞くと「たまごが美味しかった!」とのこと。値段は高かったですが、子供の記憶に残って良かったです。
大涌谷にあるものは、大涌谷くろたまご館、箱根ジオミュージアム、大涌谷延命地蔵尊、数件のレストランです。正直、はるばる何時間、何千円もかけてやってくる場所かは微妙な印象です。ただし、「大涌谷」の名前はよく知られているし、人生で一度は訪れる価値はあると思いました。
▶︎まとめ
いかがだったでしょうか?大涌谷は、珍しい活火山を観察できる風光明媚な場所です。しかし、訪れた感想は「なるほど」止まりで、現地でやることはあまりない、アクセスが悪いことから「人生で1度行けばいいかな」と思いました。なお、この近所にある岡田美術館はおすすめです。
▶︎箱根のおすすめ美術館
箱根周辺は素晴らしい美術館がたくさんあります。私が行ったことがある中からいくつか紹介します。おすすめは、朝一番で大涌谷を観光し、バスでそのほかの美術館をめぐるルートです。
✔️ 彫刻の森美術館
野外・屋内にたくさんの現代アートが設置されています。また、自然も感じられて、子供も遊ぶ場所もあります。箱根旅行のテッパンです。
✔️ ポーラ美術館
化粧品企業のPOLAが運営する美術館。モネやルノワールなど印象派の作品が充実しています。展示方法のセンスも高いたため、満足度が高いです。
✔️ 岡田美術館
パチスロ機で財を成した岡田氏の私設美術館。陶磁器、日本美術を中心に所蔵品の数が膨大、展示のセンスも抜群。なお、入館料が2,800円と高額。
そのほか、 私は行ったことがない美術館で、箱根美術館、箱根ラリック美術館なども有名です。