Naoshima People's 落海さん(No.0020)
Naoshima People'sとは
落海さん
広島県倉橋島出身。24年間漁協組合職員を務める一方で、使えなくなった浮きをリサイクルしたカエルアートを制作している。
Ochiumi
Originally from Kurahashijima, Hiroshima. A fishing cooperative staff member for 24 years, he also creates recycled frog art from broken fishing floats.
小っちゃい頃から釣りとか海で遊ぶことばかりでした。家で海水魚を飼ってたり。高校出る前から魚の養殖に関わる仕事がしたくて、でも地元では探してもなくて。そんな時に紹介で直島で魚の養殖をしている会社に入って、そこで2年働いてから漁協組合の職員になりました。ある時、職場に使えなくなった浮きが5つ転がってたんですけど、ふとカエルに見えたんです。それがきっかけで作り始めて、今では直島に400個以上あります。依頼をいただいて全部無料で作ってます。使えなくなった浮きはゴミになるんですが、浮球かえるとして生きかえることでリサイクルに繋がります。また、漁師さんが沖から無事かえるという意味も込めています。
I grew up playing by the sea and dreamed of working in fish farming, but there were no opportunities in my hometown.
After moving to Naoshima, I started making frog art from broken fishing floats. Now, over 400 pieces of my artwork are on the island, made to reduce the amount of garbage and wish for fishermen’s safety.