ポテンシャルは関係なかったりする。
私は、頭が言い訳でもないし、特技も何もない。
自分の長所は笑顔で、smileっていうタトゥーを入れちゃうぐらいには何にも持っていない。笑
それでも永住権をとって、海外で暮らしていると、多くの人から
「すごいね、羨ましい、私もいつか行きたいんだけど、、、」っていうお話をされることがある。
その中には、私よりも、学歴があるひと、賢い人、何か特別なスキルを持っている人、私から見ると羨ましくなるようなものを持っている人達ばかり。
きっと、そういう頭の良い人たちは私が10年かけて得るようなものも1年そこらで獲れてしまうんだと思う。私は本当にポンコツでおっちょこちょいだから、0から1になるのに、遠回りしてすごい時間がかかる。でも0から飛び出す努力はする。
何か特別なものを持っていたとしても、一歩を踏み出さなかったらずっと0のまま。宝の持ち腐れ。
だからこそ、一歩を踏み出すことの大切さをわかってほしい。
私が、羨ましがられるのは、何か特別ことがあって、すごいことを成し遂げたわけではなくて、一歩を踏み出したから。
そして一歩を踏み出して、周りの目を気にせずに突き進んでいると、必ず応援してくれる人がいる、必ず。
類は友を呼ぶ。運がいいって言い続ける人のところには運がやってくる。
私の母は昔からこんなことを私に言いつづけてきた。
「あんたはおっちょこちょいで、鈍臭くて、完璧からは程遠い人間だから、人を頼りなさい。その代わりびっくりするぐらい、助けてくれる人を引き寄せる力があるから、感謝しつつ、その力を誇りなさい。一人では生きれないことを知りな。」
今回の永住権も一緒で、自分のスキルでとれたわけじゃない。
本当に運と、人の助けだけでこれた道。
でも、一歩を踏み出したのは紛れもない自分自身。
死にかけの状態できた、ニュージーランド。
永住権のことなんてこれっぽっちも考えていなかった。
ただひたすら目の前のことにがむしゃらで必死に、毎日過ごしていた。
周りから見たら、ばかでカッコ悪かったかもしれない、それでも自分を信じて突き進む。
ニュージーランドに来る前、いろんな意見をもらった。
もちろん応援してくれる人もいたけれど、
一定数の人からは「ふらふらして、時間の無駄」「思い出づくり」「もっと真剣に人生を考えた方がいい」「英語喋れないのに、泣いて帰ってくるだけ」とか言われた。
そういう人たちが、私が永住権を取った今、揃いも揃っていうのは
「信じてたよ!すごいね!」
「やっぱり、海外進出する人増えてるもんね、羨ましい」
180度言ってること違うし。🙄
私はその時気づいた。
こういう人たちって、自分の言葉になんの責任もないんだなって。
私がもし、ニュージーランドに来る前に彼らの言葉を真に受け止めて、信じていたら、今の私はいない、人生はつまんないままだったと思う。
それに対して、彼らはなんの責任も取ってくれない、自分が言ったことでさえ覚えていないんだから。自分のアドバイスが人の人生を滅茶苦茶にするかもしれないなんてこれっぽっちも考えていない。自分ができないから言いたいことをただ言ってるだけだったりする。
(私はその人が自分の経験談に基づいて、アドバイスをくれてたら耳を貸すようにしてる)
だからもし、あなたが今夢を追いかけていて、新しい道を進もうとして、ごちゃごちゃ言ってくる人がいたら、どうかこれを思い出してほしい。
生涯一緒に過ごしてきた自分自身よりも、ネガティブな他人の意見を信じるのはなんで?
私は今、自分の夢を心から応援してくれている人、そして自分自身を好きになることができる人たちと過ごしてる。
この環境を作ったのは自分自身で、それを見出してくれたのは周りのおかげ。
世界は広いっていうこと、人生は自分次第っていうこと、そしてそこに一歩を踏み出すか、踏み出さないかに、ポテンシャルは関係ないってことを忘れないでほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?