SlerとITコンサルタントの違い
こんにちは!久しく更新をしていなかった間に、SIer領域の会社からITコンサルタントの会社に転職しておりました。
去年は転職以外にも引っ越し、婚約など人生の大変革ともいえる年でしたので、非常に濃い時間を過ごせたと思います。ただ、一方で転職によるカルチャーショックも多々ありました。
僕はもともとSIerの会社でもPMOといって顧客、顧客の情シス、開発会社の仲介役的な立場として3年ほど経験を積んでいて、ITコンサルタントになるための準備もできていたかと思っておりました。
職位はコンサルタントで入りました。コンサルタントだとある程度自分でプロジェクトリーダー的な役割を任されますし、SIer時代から比べても単価は40万円ほど高かったですね。
ざっと思いつく違いをピックアップしてみました。
No.1 期待値コントロール
ITコンサルタントは基本的にSIerよりも顧客フロントに立つことが多い職種です。
そのため、顧客の期待値をなるべく上げすぎないようにしてSIerと仲良くやっていくことが求められます。
そのため、期待値をいかにコントロールできるのか、というのが大きな役割となります。
No.2 遅延の原因分析の冷静さ
顧客への遅延報告の際にはとても申し訳なく思うところだと思うのですが、ここでいかに冷静に原因分析ができるかがとても重要です。
遅延した事実は変えられないので、顧客が見ているのはそこから何を学び取って次にどう生かせるか、です。
SIer時代には申し訳なさに押しつぶされて冷静になれていなかったと感じます。
No.3 内部レビューの綿密さ
SIer時代にはエクセルで文書のようにして課題提起をしたり報告をしたりしていたのですが、ITコンサルタントはパワポが基本です。
そこで自分が書いた日本語でよくわからない点があると容赦なく突っ込まれまくります。
多くのコンサルタントはここにきつさを感じるのだと思います。
ざっとピックアップしましたが、ITコンサルタントはたくさんの知識や技術を持っているというよりは仕事を進める能力にたけていると感じます。
言い方がうまいな~とよく感じるのです。(それは時にずるいなー、でもあるのですが)
結局知識と技術があまり変わらないので期待値のコントロールと一つ一つのアウトプットの丁寧さが違うのかなと思います。
まだまだ知らないことばかりですが、頑張っていこうと思います!
以上です~