スマホは超軽量パソコン
パソコンはNECのPC98の頃から使ってきました。
windows95の前、windows3.1の前のパソコンです。
最初の職場で、コンピュータを使っていましたが、
とても高価なものでした。Z80という8ビットCPUのアセンブラーというソフトでプログラム開発をしていました。
その頃PC98のパソコンが登場し会社内でも課内に1台導入されました。
パソコンは個人でも所有できるコンピュータということで、私には画期的でした。薄給の自分には手が届かなく、でも欲しかったので中古で購入しました。25万円ほどだったかと思います。
買ったからと言って何に使ったかと言うと、ほとんど使えていませんでした。
ワープロや表計算ソフトもありましたが、個人で文章作成にパソコンを使うことはありませんでした。まだまだ手書きが主流の時代で、年賀状ソフトも世の中にはありませんでした。(その頃の年賀状は理想科学のプリントゴッコで多くの人が作成していました)
それでは何にパソコンを使っていたか。
インターネットも無いので、結局ゲームマシンとしての使用になってしまいます。
雑誌に掲載されていた16進数のコードを打ち込み、そのゲームを作動させて遊ぶのです。
なんとも高価なゲームマシンでした。
それでもパソコンを使っていると、世の中は文章を手書きではなくワープロで作成するようになってきます。そうなるとパソコンは必須アイテムになってきます。
ひとつの部署で10人で1台のパソコンだったのが、5人に1台、3人に1台、そして1人1台になって、文章作成だけではなく仕事はパソコンで行うようになってきます。
PC98時代からパソコンを使っていたので、その後のパソコンの進化にもついていくことが出来ました。
そして、起業した頃にはノートPCが出てきていました。自分のパソコンを持ち歩けるなんて画期的なことでした。
自宅にも出張にも持っていけます。電車や飛行機の中でノートPCを開いて仕事をする姿をカッコイイと思っていました。
しかし、その頃のノートPCは3kg以上もあり長時間の移動で持ち歩くととても重かったのです。
腰を痛めてしまいました。
それからノートPCを購入する際は「軽さ」を重視してきました。1kgをきるノートPCが出てきたのは画期的でした。出張もとても楽になりました。
でも、人の欲望は限りはなく、もっと軽いパソコンが欲しくなります。
そうして世の中に出てきたのが、スマホです。
これは超軽量パソコンです。A4の文章作成などには不向きですが、情報検索やメール送受信は問題なくできます。
プレゼン資料のプロジェクターへの投影は、スマホでも可能です。
寝床や、電車での移動中にも片手で使えます。
これでやっと出張も楽になると思ったら、リタイヤの日常になりました。
最近はオンラインの対戦ゲームをしています。
PC98の頃から変わらず、ゲームマシンとして使っています。