逗子イベント出展の振り返り(24/6/22,23)
6/23,24の2日間、私の地元「逗子市民にマニタビの存在を知ってもらう」というゴールを持って、「ずしグリーンライフフェス」に出展しました。
その振り返りを以下に記します。
イベント概要
ずしグリーンライフフェスのコンセプト:「持続可能な未来を創るために選択するやさしい暮らし」
開催日時:2024年6月22日(土)〜23日(日) 10時00分〜16時00分
会場:逗子文化プラザ 市民交流センター
マニタビブースの展示・販売物: コーヒー、ココア、少数民族雑貨・竹細工
企画
約3カ月前からしょうこさんと準備を開始。
「マニタビを知ってもらうこと」をイベント参加のゴールと設定。いきなり”少数民族ツアー”を押し出しても興味を持ってもらえるとは限らないので、コーヒーやココアなど身近なネタを準備した。
機織りワークショップを準備していたが、難易度が高すぎて断念した。
販売・接客の振り返り
【実績】
コーヒーは約50袋、ココアは約25袋売り上げた。(1袋100g)。タイコーヒーにハマった方は、1日目5袋、2日目に3袋購入してくれた方もいた。
雑貨の売れ行きは想像以下の結果となった。葛織のバッグとラフ族の小物入れは完売した。
【感想・気づき】
いい商品を持っていても、待っているだけでは売れない。自分から声をかけないとそもそも見てもらえない。
自分が本当に良いと思う商品を、相手の視点でどのように役に立つかを考えて、心の底から気持ちを込めて売る。自分が本当に良いと思う商品は、説明がしやすい。
商品のストーリーやお客さんが知らないことを伝えられると、買ってもらいやすくなる。今回はハニーとナチュラルという製法のコーヒーを販売したが、その製法のストーリーを伝えるとより相手に刺さった。「こんなのあるんだ!」という驚きを与えられた
試飲はかなり有効な販促手段であった。商品のおいしさに気づいてもらえるし、「ただでもらったから買うか」となる(返報性の法則)
誰かの紹介は強い。また、その商品を他の人が持っていたりすると自分も欲しくなる。
展示物への振り返り
結局何が一番の目玉なのか?を明確にする
最初はマニタビへの想いやツアー、コーヒー豆知識など、色々な情報を多く出しすぎた。2日目からは展示資料を削って、必要な情報だけに絞るようにした。スライドを印刷して展示するのであれば、10枚前後が良さそう。
今回展示物の配置は当日に現場で決めた。ブースの位置や大きさなどが事前に伝えられていなかったためしょうがないが、本来であれば事前に展示物の配置場所は整理しておいた方が良いと思った。
展示するもののテーマは決めつつ、展示物は様々なものを準備したのはよかった。コーヒー、ココア、少数民族の手縫い雑貨、竹細工などを準備したが、人によって興味が湧くものは異なる。
コーヒーというテーマは強い。好きな人は本当に好きだし、飲む人はたくさん飲む。コーヒーは趣味になる(自分にとっては好きな飲み物の一つ)。また、社会課題を知るネタとしても相性がよい。
ココアを日常的に飲む人は予想以上に少なかった。
いかに人が来たくなるような展示を作れるか。結局人が集まっている場所に、人は来る。
収支・仕入れ
結局10万弱売り上げた。しかし、仕入れ金額+諸経費を合わせるとほぼ利益なし(むしろマイナス?)
「安く仕入れて高く売る」という当たり前のことが難しかったしできなかった。仕入れ価格の3倍で売れるとやっと利益が出そう。一方で、タイでも良い製品は価格がそこそこする。生産者と直接つながらないと安く仕入れることができない。
少数民族雑貨は、こぎれいなものよりも民族間が出るものの方が注目は惹けるし、希少性がでる。
嬉しかったこと
少数民族雑貨の手縫いのデザインや細かさに対して、お客さんが純粋に「すごい」「どうやって作ったんだろう」と驚き、良いと思ってくれることは嬉しかった。
また、少数民族の衣装にも興味を示してくれる方もいたのでよかった。
その他感想
一人では絶対にできない。3,4人の助けがないとできない。今後どうやって仲間を集めていくかが重要課題。
しょうこさんにはめちゃくちゃお世話になった。事務局の人とのやり取りはほぼしょうこさんにお願いしていたし、当日の集客・販売もリードしてくれた。
母にもかなり助けてもらった。価格設定から、価格貼り付け、当日の荷物の搬入から販売まで結局丸2日間手伝ってもらった。母の友人の方にもたくさん来てもらった。父にも物品の搬入で手伝ってもらった。
逗子・葉山には、自然を大切にして新しい活動を始めている人がたくさんいる。外国人向けに、そのような人を訪れながら、逗子・葉山の暮らしを味わえるツアーも将来的にはやってみたい。日本の小さな町の魅力を感じてもらう、人と人が交流するからこそのハーモニーが出せるようなプログラムを作りたい。
パン屋さん、地元の食材を活かしたレストラン、農家、ハイキング、海、など様々な逗子・葉山には様々な魅力がある。
最終的にマニタビのツアーを紹介することが目的であったが、コーヒーを紹介して終わってしまう人がいたのはもったいなかった。
しょうこさんご友人、母友人、私の友人、たくさんの方に来ていただきありがたい。
逗子市長、桐ヶ谷さんにマニタビのことを伝えられたのは良い機会であった。
その他のメモ
高級コーヒーとしてジャコウネコの糞コーヒーは知っていたけれど、ゾウの糞コーヒーもあることを知った。
ココアやコーヒーが健康によいことのうんちくも語れるようにすると、お客さんにより買ってもらいやすくなると思った。
日本で売られているコーヒー豆の精製方法の比率を調査する。ウォッシュ、ハニー、ナチュラルの比率はどの程度なのか?また、タイでの精製方法の比率はどの程度なのか?
Instagramより、他の写真もどうぞ。
来年はさらにアップデートして出展できるように準備をしてまいります。この度ご来店いただいたみなさま、改めてありがとうございました。