タイムラグとサッカーゲーム

ぷにくんはよくサッカーゲームをする。

FIFAっていうゲームで

なおちんはウイイレ以外にサッカーゲームがあるなんて知らなかった。

それで、自分が交代しちゃったり、

シーズンを早く消化するためにプレイしなくても

自動でシュミレーションしてくれて物語が進めることも出来るようだ。

スピリチュアルの世界で

願いは決めてあとは忘れて待っていれば叶う、みたいな話がよく出てくる。

タイムラグがあるという話。

すぐには叶わなくて時間を経たせる必要があるというもの。

昨日この話が改めて出てきたとき

あ、ぷにくんがやってるゲームみたいだ、と思った。

ここまで進める、って決めたら後は自動で少しずつ進んでいくのを待っている。

このゲーム一瞬で場面が変わらないのだ。

ワープはしない。

試合は早送りで流れるわけではないけれど

物語を進めるのに実際に時間がかかる。

このサッカーゲームはどういう結果になるかは決められない。

試合に負けていることもあるし

面白いゲームもすっ飛ばしてやったことになってしまったりする。

でも、ここまで進める、ということは決められる。

試合終了までとか、一ヶ月後とか。

それまでのんびりだらだらしていていい。

この現実世界も明日まで進める、

と決めてだらだらしていれば時間は進む。

自分は何もしていなくても

周りの状況は見えないところで変化している。

不思議な力が私を決めた「そこ」連れて行ってくれる。

時間的なことだけじゃなくて

本当になりたい自分に連れて行ってくれるような気がした。

自分で嫌な思いをして何かを掴みに行かなくても

必要なものは勝手に目の前に現れて

経験して

その姿になっていく。

途中で負けることもあるかも知れないし

負傷退場したり長期離脱することもあるかも知れない。

月間MVPになったり新しい仲間が加入してくるかも知れない。

目的地までにどんな道を歩むかはわからないけど、

決めて諦めてしまわなければいつかたどり着くんだな。

ぷにくんのゲームのやりすぎは困るけど

いいことに気付いたし

まあいっか。

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