笑い話1 思い込みシリーズ

昔、パートナーが今は亡き元・安倍総理が好きで、とある関西県のローカル駅で他愛のない話をしているときにいきなり、『あ！アベさーん！』と言って走り出した。

え？アベさんて誰？

見るとパートナーは赤いセーターを着て自転車でのんびり道を横切っていく男性に向けて、ラブコールのように熱い想いで、アベさーん！と繰り返している。

んんんんんん？

『ちょっと！アベさんてだれ？』と聞くとパートナーは、『え？あなたも知ってるでしょ？　アベソウリよ。あたりまえ！』

は？？？？？

んなわけねてだろ、、。全然違うおっさんやん！

『あのさ、、どこをどうみたら、あの人がアベさんなわけ？顔も違うしそもそも普段こんなところにいるんけないでしょ！』

というとパートナー、『いやいや、アベさんはどこにでもきてる！』と豪語。

さすが外国人。すきになったらとことん、てやつなのかな。

その男性、笑うくらいアベさん、と似ても似つかなかった、

人の思い込みってすごい。

結局そのアベさんと呼ばれた男性は行ってしまい、悲しそうなパートナー。
慰めたけど、おいキミキミ、勘違いも甚だしいぞ、、と笑い堪え、芸能人を見て追っかけしてる人ってこんな感じなのかなあと思ってしまった話。