その会話って本当に相手に伝わってますか?!
日常会話で相手の気持ちを感じることや、自分の意思を伝えることは本当に大切だと思う。
日本人はとくに空気をよむ人種だ。
それは良い意味でも取れるし、逆の意味でも取れる。
同じ言葉でも、その時の空気感やタイミング、場所、伝える相手、言い方、声のトーンで全然変わってくる。
☆☆☆
女子高生たちの会話が耳に入ってきた。
3〜4人で会話しているようだった。
カバンについている新しいキャラクターのキーホルダーをつけていた子に対してのこの子達の会話だ。
「かわいいっ!」
「やばいねそれ!」
「うん、やばい!」
「おにじゃない?」
「おに、おに(笑)」
「絶対いいよ!おにー!」
・・・・・。
おじさんには、通訳が必要だったが、とりあえずキーホルダーがかわいい事を共感したいんだな。と言うことは理解出来た。
さて、ここでポイントは、彼女達は本当に情報の共有ができたのだろうか?
A子さんの「やばいね」とB子さんの「やばいね」の認識のズレはないだろうか?
また、C子さんの「おに、おに」はあの桃太郎が退治したほどのおになのか!
少し冗談が入ったが、
自分も欲しいほどかわいらしいキーホルダーで「やばいね」と表現していたのか、それともその子が持ってるからかわいい、普通の可愛さで使える「やばいね」なのか。彼女達の中では意思疎通が出来ているのか、疑問だらけだった。
仮にも、後5〜6年後彼女達は社会の中で働くことになる。そのような中で、相手が何を欲しているのか?自分が何を伝えなければならないのか?を自ら考え言葉として表現していかなければならない。
似たような価値観の人はいるかもしれないが全く同じ価値観の人はいない。
「やばいね!」「おにー!」と言って表共有を楽しみ、芯の共有はできていない事に気が付いていない。
これは日々どれだけ相手の言葉に耳を傾け、自分の言葉で表現をより細かく伝えていくかがトレーニングになる。
コミニケーション不足の現代。
私自身もトレーニングを積んでいきたい。
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