それ自己満足演説なのでは?
朝、通勤のために電車を利用する。
田舎の駅から出発するため、スタートの駅はそれほど大きくはない。
朝の通勤ラッシュと言っても、駅に50名〜100名来れば多い方だ。
そんな駅前で今朝、ご年配の方が演説をしていた。他にも旗を持つ人、チラシを配る人など合計で8名位はならんでいた。
〇〇〇〇党の旗をかかげ、今のロシア情勢について演説されていた。
戦争反対。ウクライナ援助しましょう。
などのようなことだ。
☆☆☆
朝のバタバタしていしる時間、
通勤者たちは、演説をしっかりと聞けるわけもなく、足早くホームへ向かっていた。
ホームからそのもう一度その演説状況を見ていると、誰もいない景色に向かって演説している。
スピーチには起承転結があり、この人は何を訴えたいのかじっくりと聞いてはじめて理解できることの方が多い。
ただ、2〜3秒の間、しかも演説途中を聞いて
賛同出来るかと言うと、難しいものがある。
そのことを踏まえた上で、演説者たちは景色に向かって自分たちの持論を演説している。
☆☆☆
正直、言葉が悪いのだが、何がしたいのか理解が出来なかった。
相手に思いを伝えたかったのか。
ただ、自分の持論を外でマイクを使って話したかったのか。
コップがないのに、ジュースをひたすら注いでいるようなものだ。
本人はこのジュース美味しいから飲んでみなと言って、得意気になっているが、コップもなければ飲む相手もいない。
自己満足の演説としか捉えることが出来なかった。