敵意帰属バイヤスを知ってるだけでもアクションは変わる!
敵意帰属バイヤス!
私は、この言葉と、この考えを持っている人がいることを知らないで生きてきた。そのため誤った行動をとっていたかもしれないと反省をしている。
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敵意帰属バイヤス:他人の行為、行動に悪意があるようにとらえてしまうこと。
例えば、混み合っている場所でたまたま肩が当たった時、その相手は(こいつはワザと肩をぶつけてきたに違いない)と思ってしまう!
つまり認知の歪みが発生している!
この状況で、注意点は相手への説明不足や相手の理解不足と捉えてしまうと大変なことになる。
何故なら、敵意帰属バイヤスが働いている人に説明不足と勘違いし、しっかりと細かい説明をすればするほど、どつぼにはまる。
説明をうけた側は、自分は間違ったことをしている!
否定された!馬鹿にされた!と受け取っているためより一層裏目裏目に走る。
更にやっかいなことに、この敵意帰属バイヤスが働いている人は、相手に反対しようとか相手に反論しようと考えている訳ではなく、本気で自分を傷つけられたと思っている。
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これらを回避するアクションとして、
1.声をかけない
2.自信をつけさせてあげる
1.敵意帰属バイヤスが更に働かないようにするために追加説明を行わないようにする。
2.見下されていることを恐れているので、信頼されている、安心させてあげる、自信をあげる。
シンプルだが時間がかかるし難易度が高い!
すぐに結果が出ないので相手を本気で想う気持ちが大切だ。
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このことを知らないで、私は自分説明不足だ!相手の理解不足だと勝手に思い込み、丁寧に丁寧に説明をすることをしていた。
8割、9割は理解してくれる人はいるが確かに1割ぐらいの人だが反応が違う。
出てくる言葉は「私は悪くありません。」
イヤ悪いとは一言も言ってないよ!
「Aと言う仕事はBみたいにやってみたらどうかな?」とアドバイスしてみただけなんだけど・・・。
何故私は悪くありませんになるのかな?
丁寧に説明してしまったのが、裏目にでた。
馬鹿にされた、否定されたと感じていたのだろう。
この敵意帰属バイヤスが働いていると知っていれば、なるほどとなったかもしれない。
世の中は知らない事、だらけだ。
学校ではこんなことを教えてもくれなかった。
社会人になってから学ぶ事の方が本当に多い!