右に習えの文化圏

こんな話がある。

ある船に世界各国の人達が乗っていた。
船が事故にあい、沈没しそうになっている。

乗客を早く海へ飛び込んでもらい、避難してもらわなければならないと言う。

世界各国の人達に状況を説明するもパニック状態。
船長は考え、こう対応したという。

☆☆☆

アメリカ人にむけて
『今飛び込めば貴方は国のヒーローですよ!』
するとアメリカの人達は飛び込んだそうだ。

ドイツ人にむけて
『これは規則ですから飛び込んでください!』
するとドイツ人は飛び込んだそうだ。

イタリア人へは
『ここで飛び込んだら貴方はきっとモテますよ!』
イタリア人は喜んで飛び込んだそうだ。

イギリス人へは
『紳士淑女はこういうときに飛び込むものですよ』

さて、日本人へはどうしたか?

『皆さん同じようにされていますのであなたも飛んでください。』

日本人は自身の考えはなく、周りに合わせるように飛び込んだようだ。

☆☆☆

いわいる、『沈没船ジョーク』だ。
国民性を面白く表しているのだが、日本人のこの国民性はほぼ洗脳に近いだろう。

幼い頃から皆と同じように、あの子が出来ているのだから、きっとできる。
皆やってるからやろう!
そうやって生きてきた。

小学校へ行く、中学生になる。
高校、大学、社会人と皆がやっているから勉強する。

抵抗なんて何もなかった。
当たり前の価値観で生きていると、外の世界を知った時、驚きばかりだ。

世界の人達も一緒なって進むものだと当たり前に信じたが、自己主張を当然のように言う。

もちろん自分も言うが、和を大切にする。

グローバル社会。否今ではネットワーク社会だろう。

個人で考え、個人で発信しなければ何も生まれない。

緊急事態に周りを見て飛び込むのか、
自ら考え、先頭きって飛び込めるか!

行動に移すときはもう来ている!



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