新しいことへチャレンジしない人の心理

業務がひっ迫している部署があり、その部署の業務を別部署へ依頼することになった。

依頼された部署にとっては初めての試みのため、新しいチャレンジと言えばチャレンジだ。

ここで受け取り方が2つに別れる。
一つは新しいことが出来ると考え、これは面白い!チャンスだと思い。飛びつく人。
もう一つは、今の業務でもひっ迫しているのにこれ以上重ねたら潰れてしまうと考え、依頼された業務を拒否することだ。

※もちろん業務内容にもよるのだが。

ここで業務を拒否する人の心理状況を冷静に考えてみたい。
第三者から見れば、業務を整理精査、優先順位をつければスリム化でき新しいことへのチャレンジは十分可能と考えるが、今の現状がやっている行動が正解で間違いないと思い込んでしまい、新しいことを試さない。
実は別のパターンの方が効率がいい事の方が多い。しかし、今までやってきたことを否定することになるし新しいことを試す、時間が勿体無いと考えてしまう。
長期的に見たときに、新しいことをどんどんするべきなのは誰が見てもわかる。

ただどうしても目先の結果を追い求めてしまうのが人間だ。

さらに、業務をもらいたくない心理として、変化を嫌うことだろう。

今の現状がとても居心地がよく、ここに変化が加わるとストレスがかかる。
そのストレスに耐えれず、現状維持を保ちたくなる。

☆☆☆

では、こういった方々とどのように仕事をして仕事の割り振りをしていけばいいのか。

一気に業務を追加や変化を加えるとパニックを起こしてしまう。
メンタルが強い人であれば逆にドンドン新しいことを打ち込んだ方がいい。

そうでない人へは、ゆっくりゆっくり変化を加えると効果が出てくる。
歯の矯正や姿勢の矯正と一緒で一気にやろうとすると無理がたたる。

一つクリアできたら次。もう一つクリアできたら次。と難易度を上げていく。

サポートする側は疲れる作業になるがただこれは必須なことだ。

☆☆☆

色々なことを受入れられる人、一つのことでいっぱいいっぱいになってしまう人がいる。
それぞれにあった割り振りをして歯車を回していく必要がある。


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