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いざ!5回目の採卵〜私の気持ちを支えたもの〜(不妊治療の話)

前回の採卵から1周期あけて、今日5回目の採卵に臨んだ。

採卵の結果は6個の卵胞に刺して2つは空胞、4個の卵子が採れた。4つとも成熟卵ということで、これから顕微受精をしてもらって、また8日後ぐらいに受精結果を聞きに行く。

今回の記録を記すにあたって、4回目の採卵の時に書いたnoteを読み返した。

4回目の時と比べて採卵の結果も採卵後の気持ちも正反対のように感じる。

今周期は不思議なことに「不安」より「楽しみ」という気持ちがずっとあった。


実は前回の結果を踏まえて、新たに日々の生活に取り入れたものがある。
紀州細川製薬というところで作られている「ウムリン」という商品だ。

不妊治療を受け、のちにお子さんを授かった友人に「サプリ何飲んでた?」と聞いたところ

「市販の葉酸サプリとビタミンDぐらいかなぁ。あとはウムリン飲んでたよ」
という返答だった。
しかも不妊治療をお休みしている間に自然妊娠したとのことだった。

初め聞いた時は「ウムリン?なんじゃそら?」と思っていたが、4回目の残念な結果を受けて藁にもすがる思いだった私は、友人の話を思い出して改めてウムリンを調べ直した。

ウムリンとは梅のエキスを濃縮させた液体で、「卵子の質改善に効果がある」ということだった。

卵子の質!まさに私が求めているもの!

思い切って注文し、2ヶ月間飲み続けた。

最初の1ヶ月は特に変化は感じられなかったが、2ヶ月目には基礎体温が変わってきた。
それまで全体的にガタガタしていて、高温期になかなか体温が上がらなかったのがきれいに上がるようになり、低温期にはしっかり下がるようになった。しかもこのところ23〜26日と短めだった生理周期が28日になった。

もちろんまだ飲み始めて2ヶ月間しか経っていないし、今周期は偶然体調がよかっただけかもしれない。

でも不妊治療がなかなかうまくいかず落ち込んでいた私にとっては嬉しい変化だった。
(ちなみにウムリン以外に鉄分サプリも取り入れた。詳細はまたの機会に書きます)


毎日測っている基礎体温と生理周期が整ったことで、今週期の私は最初からなんとなく自信があった。

採卵前の受診でも順調に卵胞が育っているのがよく分かったし、いつもは怖くて不安な採卵も気楽に臨めた。

不思議なもので、「うまくいっている」と思えるときは、採卵後の診察での先生の顔も、採卵結果を説明してくれる培養師さんの顔も、クリニックの外の天気も、採卵後に寄るカフェの店員さんの顔も、全てが清々しく優しい表情に見える。

採卵後、培養師さんからの説明の時に
「なんとなく今回うまくいってる気がしているので、いい結果になると信じてます」と話すと

「そういう感覚があるなら大丈夫かもしれないですね」とにこやかに返してくれた。

まずは胚盤胞まで育ってくれますように。

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