Youは何しにオキナワへ?
何がきっかけだったんだろう。
たったひと月ちょっと前のことなのに、なんだかすごく前のことのようだ。
私は今、精神的に疲れて休職している。
休職に至った理由は色々ある、ような気がする。こう言う時の理由は一つではないから。
主な原因は人間関係のストレスで、希望していない部署への急な異動(強制)だった。
このコロナ禍で組織としての考えも分かるし、異動先の上司が私に望んでいる役割とか、上司の言い分は理解できた。
上司達の言うことは理解はできたけど、何か引っかかるものがあって、受け入れる事ができなかった。
私は私でその時の部署(今となっては旧所属部署)でもっとやりたい事があったし、代替え案を提案してみたりしたけど聞き入れてもらえなかった。
聞き入れてもらえない理由も、まあ理解はできた。
だけど、だけど・・・
喉の奥に魚の小骨が刺さったように、ずっと何かが引っかかっていて、受け入れられなかったんだと思う。
それでも、色んな人が色んな立場で私を励ましてくれ、新しい部署に異動させた。
別に新部署でいじめとかを受けたわけではない。
だから、新しい部署で馴染めないのは自分の問題だと思っていたし、自分なりになんとかモチベーションを保つ努力をしてきたつもりだったけど、頑張り過ぎて空回りしてしまったようだ。
今回は精神的には重症だった。
人と会うのが怖い。外に出れば「知ってる人(同じ職場の人)に会っちゃうかもしれない。」と外に出られない日が続き、実家に帰った。
そもそもコロナ禍で外にフラフラ出かけることもできず、気のおけない友達と会食なんてもってのほかで・・・
zoomでお喋りしようにも友達の家族の都合やなんやらで時間を合わせることも難しいし、コロナに関する考え方も友達とはいえ違ったりしてちょっと疎遠になっている。
実家に帰ると父は「思ったより元気そうで良かったよ」とか「元気になって良かった」と言ったけど、実家に帰れば周囲に自分を知る人はいない。だから元気だってだけの事。
救世主現るッ!?〜心強い兄編〜
前回病んだときに、重い気持ちを軽くする言葉をかけてくれたのは妹だった。
今回はタイミング良く、兄が声をかけてくれた。
なんて心強い兄妹達なんだ!
母が、最近兄が看護師など専門職のアウトソーシング事業を手伝っている(本職は全く違うが)と私に話してきた。しかも沖縄で、だ。
仲が良いとはいえ、お互いの近況なんて親から聞く事が多いのは普通のこと。
兄は沖縄と東京でデュアルライフを楽しんでいる。時々、この人は仕事をしているんだろうか?と思う事がある。私には自由人に見えたし、リモートワークができる職種は羨ましいなぁなんて思ったりしてた。
そんな兄が私に仕事を手伝って欲しいと言っている、と母が言ってきた。
どんなことを手伝って欲しいのか母では全くわからないから、「連絡してみなさい」と言われた。仕事に行けなくなった丁度その日に。
「連絡してみなさい」っていうから連絡してみたら、「そりゃあ、環境変えた方がいいよ。人間関係も沖縄で作ればいい。とりあえず、こっち(沖縄)に来い!」というではないか。
そして、あれやこれや手配をして話をした2週間後に兄は私を沖縄に呼んだ。
『頑張らない』がテーマだと言い、誰も私の事を知らない環境での仕事を用意してくれた。
以下は兄からのLINEである。
「頑張れ!」と尻を叩いたかと思えば、秒で「頑張らなくていい」とは。。。
まあいい。それも兄からの愛だと思う事にしよう。
そんなわけで今、私は沖縄でコロナ支援事業の手伝いをしている。
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