死にたいほどではないのだけれど、PMSのたびに死にたくなる話
Googleさんのアイコンがかわいらしい感じに変わっていて「なんじゃろか?」と思っていたら、今日は #国際女性デー だそうだ。そういえば去年もこんな記事書いていた。
「国際女性デーに、友人夫妻がカリフォルニアでワイナリーをやっているのを無事思い出せた話」
今年は、ちょっと女性独特のもの×自分語りをしようかと…(ネガティブをふんだんにぶち込んでいます)
私は、自己肯定感が割と常にジェットコースターな自覚がある。
SNSでキラキラした人たちを見ると歯ぎしりするし、良い文章を見ると「どうして自分のテキストはイマイチなんだろう」と1日どよんとするし、綺麗な写真を見るといいねをしながら自分のLightroomをのぞきにいって絶望しそっ閉じする。常に周りを羨んでいる矮小な人間だ。
フリーランスとしてお仕事は無限に欲しいので、ドヤるべきところはドヤっている。が、根本的にはコミュ障で、頭が良くないのをふわっと盛って中途半端な知識と比較的マシなググり力を駆使して生き残っていると思っている。なので、ドヤる必要がある時は夫に「これって社会的に見たらイケてるよね?」「この表現にしても嘘はついてないよね?」と確認することが多い。自信がある部分が無いわけではない。でも客観性が欲しい。無限に認めてほしい承認欲求お化けを、夫を使って慰めているのだ。
そんなドヤりは、運が良いのか悪いのか多くの人に見ていただけている。そして真に受けた、確かな実体験や学問、資格、その他諸々に裏打ちされた人から「伊藤さん!すごいですね!」と言われるとものすごく困ってしまう。恐縮すぎて怖いのだ。そんな大した人間ではありませんよ、あなたの方がすごいですよ、と。
そして、PMSの期間はその恐怖が倍増する。褒められても素直にとれないどころの騒ぎではない。別に責められてるわけでもないのに自分を他者と比較し、ナニモノにもなれていない自分に絶望してすぐに首を吊りたくなるのだ。
とはいえ、その衝動はそんなに強いものではなくて、実際に計画をしたり行動に移したり、具体的なことを考えたり、というほどではないから問題はない。仕事をしている最中、おおよそ常に「あー…死にたいな~…」と思っているだけ。多分良くない思考の癖になってしまっているんだと思う。
なので、本当に悩んでいる・自死を考えている人と比べたら失礼なので、心配しないでほしい。そこに上乗せでものすごいイライラが来て、結構な頻度で夫と喧嘩になり、生理が来ると「あー…悪い悪い、いつものアレだったわ…」で終了する。多分何らかの対策をとるべきだろうな、と思いつつ、期間限定のものなので喉元過ぎれば熱さを忘れて先送りにしてもう10年以上経っている。
これは今日、twitterで目撃した広告。PMSももっとつらい人、生理中は痛い人もいるんだよね、と思って自分はマシと思っている。
ただ、思うのが、「別に我慢比べする必要無くね?」ということだ。みんなつらいなら「つらいぞーーーーーーー!!!」と声を大にして言えるといい。大げさだ、と叩く人がいなくなればいい。自分はそんなにつらくないから、つらい人の気持ちがわからない=女の敵は女になりがちだけど、みんなが「あなたはそうなんだ、大変なのね」と労われるだけの優しい世界が来たら良い。いつか、そのうちね。
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