桧とサワラ
桧の部材製材時に見つけたサワラ。市場でも仕分けを間違え、サワラを桧として出材してしまうミスがあります。
それほど桧とサワラの見分けは難しい。当然ながら、サワラをはねて製材。
そのサワラは適材適所に、例えば浴室や壁などの内装材として活かす。サワラが垂木や梁など、構造材に使えないのは、桧に比べて強度が足りないから。
製材すればわかることが、原木ではわからないことも。製品になれば更にわかるが、それも目利きのプロの場合の話。
桧の土台に混ぜることなど、沖倉製材所では絶対にあり得ないこと。志を貫き、製材を極める。