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新しい季節に、美容室を変えてみる

昨日、新しい美容室に行ってきました。

1月に一度、美容室に行ってきたのですが、
2月になり、何だかビミョーな感じで伸びてきたので我慢ならず
セルフカット、セルフカラーをしてしまい、何だか後悔・・・

さすがに卒業式だもの。
ちょっと何とかしなければと思って、美容室を探しました。

これまで通っていたところが、しっくりこなくなってしまったり、
新しく行ってみたけれど、なんだか「違うなあ・・・」と感じてしまったりすることはありませんか?
実は私も、その一人。

今回は、私が住む街の美容室事情と、私なりの選び方ルールについて
まとめてみようと思います。

1 地方都市の美容室・美容院出店事情


私の住んでいる街でも、最近随分新しい美容室が増えてきたなあと感じています。

データー的にも、新規開業する美容室が増えているようです。

地方都市でも、いくつかの種類に分類できる感じで新規出店が続いています。

1 東京・札幌に本社がある美容室のフランチャイズ(チェーン)店

 ここ5年くらいで急激に増えています。大型の店舗で、美容師の数も多いですが、入れ替わりが激しいそうです。いつも求人募集をしています。

2 地元資本の美容室チエーン店

 市内でも老舗と言われるくらいの美容室チェーンの店舗がいくつかあります。昔ほどの勢力ではありません。むしろ店舗数は減っているのではないでしょうか。

3 激安理容室・美容室

 理容室、理容院はこの店舗が多い気がします。クイックカットなど、結構あちこちにあります。個人経営の理容院でも、この流れにのっているお店も多い気がします。周りの女性でも、この系統を利用している人が結構います。

4 個人経営・新規開業の美容室

 小さい美容室があちこち増えているようです。大手サロン(東京なども含む)で修行し、Uターン、独立してサロンを構える人が多い模様。それぞれの店舗で個性を出そうとしていますが、どうもそれが伝わりにくい。そして、値段も高い。

5 個人経営・廃業しようかどうしようか美容室

 利用者が高齢化、美容師も高齢化で続けられなくなっている美容室も多いです。私が子どもの頃にあった理容室・美容室はほとんど看板を下ろしています。自宅で美容室を開いている個人経営の場合は、開店している日の方が少ないとか、いつ営業しているんだろう?と感じるお店も多いように感じます。


2 美容室迷子になる原因


私が彷徨っているのは、4の個人または少人数で経営している美容室です。

今まで行っていたところは、もう十数年になりますが、
やっぱり、思ってたんと違う風になっていってしまう訳ですよ。

理由1


 店舗数を増やすことで、経営者になってしまい腕が落ちる。経営者って、思ってた以上に大変だと思うのですよ。いつもお疲れで、大丈夫?と思ってしまう。

理由2

こだわりが強すぎて、怪しい方に進んでいってしまう。髪にいいものだよーと色々なケア商品を強烈に勧められたり、健康食品方面に行ってしまう。

どちらもインスタでの営業活動を頑張っているのですが、なかなかに個性的なカラーやカットの動画が多く、ちょっと引き気味に感じることもあります。

理由3 

 新規のお客さんには、当たり障りのないスタイルを薦めがち。こちらの意図していることがどうも伝わらない。

 「悪くはないんだけど・・・・」と感じさせるパターンです。口コミ評価が結構良いサロンだったりするんですけどね。
 他のお客様も、同じ髪型をしてたりする。(みんな似てるの)
 悪くはないから、複数回は利用してみるのですが、やっぱりモヤっとするので、そのあとは大抵セルフカットになってしまいます。

はあ。

美容室って、出店することより、クオリティーを保って続けていくことのほうが難しいのかもしれません。


3 美容室選びのマイルール


 スタイリストさんは、どんなに腕が良くても、お客様の要望や希望をちゃんと汲み取らないと、その技術が仇になってしまうというか、マイナス評価になってしまうことが多々あります。

 最初のお客様へのカウンセリングなんて、10分かそこらですよね。
 初めてくるお客様の髪質や、頭皮の状態、髪の生えぐせや色、その人のファッションや雰囲気に合わせて、希望に沿って髪を切るなんて、本当にすごいし、ある意味エスパーか?!と思うくらいの能力がないとできないことです。

 で、お客としての意図の伝え方もあると思うのですが、それを受け取る側の理解度とか、センスとか、そういうものが合っているかどうかがすごく大きい。

技術✖️コミュ力✖️理解力 = 上手なスタイリスト

これが揃わないと、「私にぴったりな美容室!」とはならない訳ですよね。
どこかがゼロだったら、評価はゼロになってしまう。恐ろしい。

 あとは、美容師さんとの相性みたいなもの。

 話のテンポや内容、ファッションも含めて、「この人はいい感じかどうか?」というところを、私たちは無意識のところで測っているんだと思います。

 お店の雰囲気は、ナチュラル系でまとまっているのに、なぜか攻めすぎな店長とか、フレンチシックな雰囲気のサロンなのに、派手色カラーのお客さん多し!のお店とか、そうなってくると不安になってきます。

 若い時ものすごく嫌だったのは、「美容室で待ち時間に女性週刊誌を渡されること」でした。今でも「高級路線女性ファッション誌」は苦手です。
 待っている場所に、どんな本や雑誌が置いてあるのかは、職業柄なのかチェックしてしまいます。

昨日、私が行った美容室は、全ての意味で「100点」でした。

・店の佇まい、インテリア、雰囲気(清潔感)
・ウエイティングの場所、雑誌や本のセンス
・スタッフの雰囲気 (アシスタントさんで気になる人はいましたが・・・)
・担当したスタイリストさんのスキル
・他のお客様の雰囲気
・使っているシャンプーやワックスなどのサプライ品
・SNS、ホームページなどのデザインや内容

 

 現在の場所に開業して10年目ということですが、なかなか予約の取れない人気サロンであることに納得できました。
 経験年数に違いはあれど、お客様の前に立つということは、どのスタイリストさんも平均したスキルを持ち合わせていなければいけないと思うのです。
 私を担当してくださったスタイリストさんは4年目ということでしたが、丁寧で確かな技能を持ったスタイリストさんでした。
 私がセルフカットをしていることを伝えると、カットの仕方や仕上げのコツなども丁寧に教えてくれました。
 
 ああ、これがプロの仕事ってやつだわ・・・・

 ほんの1時間程度、カットだけの滞在でしたが、次回はまた別のメニューでお願いしたいと思っています。

 流行り>自分の希望 で、ヘアスタイルをやってきましたが、もうそろそろ疲れてきたなあ。とんがったスタイルも、もういいかな・・・

 白髪との付き合い方も含めて、「自分らしい」スタイルを、無理なく続けるためのサロン選びをしていきたいわと感じた、40代最後の春でした。



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